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Vol.4 ボサボサのオオカミたち

2017.6.23

こんにちは!

最近の旭川は急に30度近くまで気温が上がったりして、まだ暑さに体が慣れていない私は若干バテぎみです。

さて、今回はレラ・ノンノ・ワッカを紹介します。

レラ(メス)はケン・マースの初めての子(ヌプリ・レラ・チュプの3頭)のうちの1頭です。
父似の黒い毛、きりっとした顔立ちです。
まだレラが寝室に入る練習をしていた頃、とても警戒してなかなか入ってこないことが多く、ひたすら待ったのを覚えています。(その頃、オオカミの代番でした)

成長するにつれて、だんだんと顔の全体に白い毛が増えてきました。
最近はマースに対して強気な行動をとることが多いですが、妹のフミにはやや遠慮ぎみ。

ノンノ(メス)は2012年生まれで、カント(2016年12月に死亡)と双子です。
レラとそっくりでしたが、ある日突然右耳が前に倒れてしまい簡単に見分けられるようになりました。
(じゃれ合っているうちにかまれたようです)

ノンノは…よく他のメスにいじめられているように見えます。
見えます、が、実はこれも大事なことで、オメガ(最下位)でいることで群れの平和を保っているという一面もあります。
ケガをするほどいじめられてはいないのでご安心ください。

ワッカ(メス)は2014年生まれでミナ(2016年4月に平川動物公園へ移動)と双子です。
父とも母とも違う、グレーぽい毛色です。

担当になって初めて、生まれてすぐからの成長を観察できた個体です。
小さい頃はいつもミナの後ろに隠れるような臆病な性格でしたが、だんだん積極的になりました。
毛色も、小さい頃は濃いめの茶色だったのが成長とともに変わっていきました。
群れの7頭の中で唯一の毛色なので、すぐに見分けることができます。

最近のオオカミたちは換毛中で毛がボサボサです。

すっきりした夏毛になるまでもう少しかかりそうですが、ボサボサな姿を見られるのは1年のうちで今だけ!
早く見ておかないと夏毛になっちゃいますよ~!

次回はノチウとフミを紹介しますね。
ではでは~。

著者プロフィール

佐藤 和加子 (さとう・わかこ)

旭川市出身。
1999年4月、旭山動物園に配属。
こども牧場、インドクジャク・ホロホロチョウ、ダチョウの担当を経て、現在はシンリンオオカミと北海道産動物舎を担当。
ネコ2匹と暮らしている。(でも本当はイヌ派)

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