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Vol.6 ヌプリ

2017.8.26

こんにちは!

夏休みももうすぐ終わりですね。
北海道の夏休みは短いので、お盆が終わると「もう学校だ~」と焦っていたのを思い出します。

では今回はヌプリ(非公開)を紹介します!

ヌプリは2011年生まれで、ケンとマースの初めてのこどものうちの1頭です。
ワッカと同じグレーの毛色で、父譲りのきりっとかっこいい顔をしています。
2015年に群れの安定のためにカント・ミナとともに群れから離れてもらいました。
ケンとの関係が悪いわけではありませんでしたが、年齢なども考慮し、起こるかもしれないアクシデントを回避するためです。
ミナが鹿児島にお嫁に行き、カントが亡くなり、今はひとり暮らしです。

ヌプリが暮らしているのは「旧総合動物舎」の「旧トラライオン舎」。
旭山動物園が開園した50年前からある施設で、「もうじゅう館」ができるまでトラとライオンが暮らしていた部屋です。
この場所は調理棟(動物のエサが置いてある建物)のすぐ目の前なので、1日に何度もヌプリを見ることができるのですが、私が通るとそそくさと逃げてしまいます。
2つの放飼場と3つの寝室を自由に移動できるようにしているので、私の姿を見ると他の部屋へ…。
というか足音で私が通るのがわかるようで、「いるかな?」と見るときにはすでに後ろ姿。

なので写真を撮るのも一苦労。
全面金網なのに加え、私を避けるヌプリ…。
そんなわけでこんな写真しか撮れませんでした。

葉っぱのむこうにヌプリ。
全身写真は撮れず。

オオカミの森で暮らしていた頃の写真も載せておきますね。

さて、今年も無事に1週間の「夜の動物園」が終わりました。
残念ながら天気がイマイチな日が多く、夜は半袖じゃ寒いくらいでしたが、オオカミたちにとっては涼しくて過ごしやすかったようです。
夕方以降はイベントのアナウンスがたくさん流れたので、遠吠えもたくさんしていました!
特に暗くなってからの遠吠えは一段とかっこよかった!!

私も週休日に友人と遊びに行って、楽しんできました。

夏の「夜の動物園」もいいのですが、冬の「雪あかりの動物園」もオススメです。
雪で真っ白になった放飼場での冬毛のオオカミたちの遠吠えは必見です!!
まだまだ先ですが、旅行の予定はお早めに!
それでは、また来月~!

著者プロフィール

佐藤 和加子 (さとう・わかこ)

旭川市出身。
1999年4月、旭山動物園に配属。
こども牧場、インドクジャク・ホロホロチョウ、ダチョウの担当を経て、現在はシンリンオオカミと北海道産動物舎を担当。
ネコ2匹と暮らしている。(でも本当はイヌ派)

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