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Vol.8 オオカミのお引っ越し

2017.10.31

こんにちは!
旭川は初雪が降り、先日は一面真っ白になるくらい雪がたくさん降りました。
いまはすっかり雪はなくなりましたが、天気予報にはまた雪だるまが…。
一気に積もらないといいのですが。

さて、オオカミたちの近況ですが、10月12日にフミが富山市ファミリーパークへ移動しました。
朝、トラックに乗って旭山を出発。
フミは前日から移動用の輸送箱に入っています。
飛行機を乗り継いで、夕方、無事に到着したそうです。
連絡をいただいてほっと一安心。
翌日にはエサを完食したとの連絡もいただいてさらに安心しました。

まもなく出発

今回の移動はブリーディングローン(BL)での貸出です。
今後フミは富山で繁殖を目指していくことになります。

旭山のオオカミが富山で命をつないでくれるかもと思うと嬉しくなります。
いつか富山に会いに行かなきゃ!

そして、オオカミたちはフミがいなくなってもいつも通りです。
相変わらずな日々を過ごしています。
天気が悪い日は木陰で丸くなり、天気がいい日はひなたぼっこ。
先月から変わらず、ノンノが強気でレラがひかえめです。

ワッカひなたぼっこ

10月16日から閉園時間が16:30になったので、今までよりも15分早く収容できるようになったのですが、ちょっと遅くなると真っ暗。
あまりに暗いので夜の動物園仕様で照明をつけて掃除をしています。

実際はもっと暗いのです…

今回はもうひとつの担当の北海道産動物舎(通称:道産舎)のことも少し。
道産舎にはいろいろな動物たちがいるのですが、私の担当はフクロウ類・ワシタカ類以外の動物たちです。

最近のイチオシはエゾユキウサギです!
エゾユキウサギは夏と冬で毛の色が変わるのですが、今がちょうど色の移行期でまだら模様になっています。
足先・耳から白くなり始めて、背中がまだら模様になり、もう少しで真っ白に。
同じ場所で暮らしていても変化の進み方は個体差があり、数日おきに写真を撮って観察して楽しんでいます。

まだら模様は春と秋の短い期間限定

次回の原稿を書く頃にはウサギたちは真っ白になっているはず。

ではでは、また~!

著者プロフィール

佐藤 和加子 (さとう・わかこ)

旭川市出身。
1999年4月、旭山動物園に配属。
こども牧場、インドクジャク・ホロホロチョウ、ダチョウの担当を経て、現在はシンリンオオカミと北海道産動物舎を担当。
ネコ2匹と暮らしている。(でも本当はイヌ派)

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