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Vol.2 アフリカのコウノトリ

2018.3.2

こんにちは、ネオパークオキナワのどうぶつたちの中から、クロエリサケビドリ(どうぶつのくにvol.107)と同じように日本の動物園ではここでしか観ることができない、アフリカに住むコウノトリをご紹介します。

コウノトリは世界中に広く分布しており、19種類のコウノトリの仲間がいます。
コウノトリの仲間は全長1メートル、翼長は2メートル程になる大型の鳥のです。

シュバシコウ

ネオパークオキナワにも今回ご紹介するコウノトリの他に、ヨーロッパのコウノトリで赤ちゃんを運んで来るとして有名なシュバシコウやアフリカに住む屍肉を食べてサバンナのお掃除をしてくれるアフリカハゲコウが飼育されています。

アフリカハゲコウ

昔は日本にも野生のコウノトリが生息していましたが、1971年に乱獲や生息環境の悪化が原因となり、1度絶滅してしまいました。
その後コウノトリを中国やロシアから導入し、動物園などで繁殖した個体を野生復帰する取り組みが行われ、現在は日本の野生下にコウノトリが戻ってきました。

前置きが長くなりましたが、今回のご紹介するコウノトリは、アフリカトキコウです。
アフリカトキコウは別名キバシコウとも呼ばれ、クチバシの黄色が特徴で、体を覆う羽は白く、尾羽と風切り羽が黒色をしています。体の1番外側の雨を弾くためにある羽(雨覆い)は微か紅色をしています。繁殖期になるとその紅色が少し、濃くなります。
目の周りには、羽が生えておらず赤い色をしています。

同じコウノトリの仲間でも、見た目も様々でクチバシの色や食べ物まで違っています。

アフリカトキコウ

写真を見て、日本ではネオパークオキナワでしか観ることができないはずのアフリカトキコウに見覚えがあると思われた方はきっと、あの有名なチョコレート菓子のキャラクターと似ているからでは無いでしょうか??
勝手にあのキャラクターのモデルはアフリカトキコウなのではと自分は思っています。

話がそれてしまいましたが、このアフリカトキコウはネオパークオキナワに約80羽が飼育されており、前回ご紹介の日本一大きなフライングケージを飛び廻り、クチバシを広げ、池の中に突っ込み、魚がクチバシ間を通った瞬間に上手に捕まえている姿も観ることができます。

魚を探すアフリカトキコウ

また今の時期には、大きな木の上で巣を作り、抱卵や子育てを行っている姿も観ことができます。

木の上に巣を作るアフリカトキコウ

次回はアフリカトキコウの繁殖についてもう少しお話できればと思っています。それではまたWebコラムでお会いしましょう。

著者プロフィール

土井 晃(どい・あきら)

脱サラ飼育員
ネオパークオキナワでの飼育員になるべく沖縄へ来て10年!!
大好きな鳥や動物たちに囲まれ、動物たちの魅力を伝えられるよう奮闘中!!

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