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「ピースの近況」

2012.2.3

皆さま、あけましておめでとうございます。
とは申しましても、既に1月もほぼ終わりにきておりました。
それでは、新年一発目は、最近のピースの近況をお話したいと思います。

 

 

去る12月2日、ピースはおかげさまで、無事12歳の誕生日を迎えることができました。やっと干支を一巡し、現在2度目の辰年を歩んでいるピースです。 誕生日当日は、ピースのファンクラブから氷のケーキのプレゼントを頂きました。 誕生日会は二日後の12月4日に行うので、この日は数人のピースファンの皆様と、プチ誕生会をおこないました。

 

 

そして誕生日会当日、生憎の雨模様で朝からがっかりの私でしたが、午後2時からの誕生日会の会場に行ってみると、なんと300人以上もの方々がお集まり頂いていて、本当にびっくりでした。北は新潟、南は九州まで、日本中からピースの誕生日会に多くの皆様がご参列くださり、喜びと感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

 

ピースを応援して下さる皆さまへの唯一のご恩返しは、ピースを幸せにすることだと考えております。 ピース12歳の誕生日会は、気温は低くても、熱いピースファンの皆様のエネルギーで、盛大で、心温まる誕生会となりました。 お祝いのお手紙や、リンゴなど、誕生日には本当にたくさんのプレゼントを頂戴し、皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

続いての近況報告ですが、皆さんご存じの通り、昨年の11月末に、ピースの生みの親バリーバが、横浜のズーラシアに旅立ちました。とべ動物園でのバリーバは、ベアストリートにあるホッキョクグマ舎で生活していましたが、そこにはバリーバしかいなかったため、獣舎が空になってしまいます。バリーバがいた獣舎はピースの暮らす獣舎に比べると、運動場もプールも何倍も広いため、運動不足ぎみのピースをそちらに移動させれば良いところなのですが、なにぶんピースは「てんかん」という持病があり、高い段差やプールの水は、ひとたび発作が起きるとそれが命取りになる事もあり得るため、常時そちらで過ごさせる訳にもいきません。

 

 

そこで、週に1度か2度私の出勤日の午後から、短時間ではありますが、広いプールで過ごすことになりました。 足も届かない、広いプールに浮かぶピースを眺めていると、まるで空に浮かぶ雲のように見えてきます。

皆さん、悠々と泳ぐピースにぜひ逢いにいらしてください!

 

著者プロフィール

高市敦広(たかいち・あつひろ)

1970年広島生まれ
獣医大学を受けるが見事落ちる
再度チャレンジのため、予備校に通いながらとべ動物園の採用試験を受けると、
奇跡的に合格し採用となる。
信条は「動物園否定論者でも行きたくなる動物園創り」
趣味は毎晩の晩酌
近年、禁煙に成功し、体重増加中・・・
著書「人に育てられたシロクマ・ピース
「大好きシロクマ・ピース」
「新版・人に育てられたシロクマ・ピース」など

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