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Vol.3 ホオジロカンムリヅル

2013.7.20

輝く金色の冠に、真っ白な頬。長い首には優雅なかざり羽がふさふさと豊かに生え、喉にはあざやかな赤い肉垂のワンポイント。

この美しい鳥はアフリカにすむツルの仲間で「ホオジロカンムリヅル(頬白冠鶴)」といいます。
これほど美しい鳥ですから、放っておかれるはずもなく、ウガンダでは国のシンボル「国鳥」に指定されています。

アフリカ南部の草原や湿地でくらすホオジロカンムリヅルは、草やその種などの植物質と、昆虫や魚などの動物質をどちらも食べる雑食性の鳥です。こんなふうに、水の中や地面に落ちている食物をいつも熱心に探しています。

平川動物公園では、この鳥を広いアフリカ園で飼育しています。写真の真ん中に立っているホオジロカンムリヅル、分かりますか?
他にはチャップマンシマウマやミナミシロサイ、ダチョウも写っていますね。アフリカ園では、これらの動物を「混合展示」することで、かの地のサバンナを切り取ってきたような風景をつくりだしています。「ウガンダの国鳥」の雄姿、あなたのカメラにも収めてみませんか?

著者プロフィール

玉井勘次(たまいかんじ)

1974年 東京都生まれ
鹿児島大学農学部獣医学科 卒業
よこはま動物園を経て2008年より鹿児島市平川動物公園に獣医師として勤務。
展示動物の飼育管理、保護動物の治療の他、学芸員や高校教諭の資格を活かして教育普及活動にも取り組む。ライフワークは「動物園外」の野生生物保全。
ナベヅルおよびアルダブラゾウガメ種別調整者。

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