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どうぶつのくに どうぶつえんとすいぞくかん

Vol.4 ネムリブカ

2014.5.12

ネムリブカ(メジロザメ科) Triaenodon obesus

 

 

沖縄や小笠原など、南の海でダイビングをする方はこのサメをご存知の方も多いのではないでしょうか。背びれと尾びれの先端が白いことが特徴で、別名「ホワイトチップ」とも呼ばれています。大きくなると2m程になる夜行性のサメで、日中は岩陰にかくれて休んでいることが多いため「ネムリ(=眠り)」という名前が付いたと言われています。それでは、「フカ」ってどういう意味?と思う方もいらっしゃると思います。実は、サメの鰭をフカヒレというように、「フカ」はサメを表しています。

ネムリブカは、当館で最も大きなサメ、シロワニと同じ水槽で生活しています。自然界では、夜に獲物を求めて泳ぎ回るサメですが、当館では、午前中に餌を与えているため、この時だけはにおいに反応してサメらしい姿を見せてくれます。体がスマートなので、餌を見つけると他のサメの間をうまくすり抜けて、すばやく捕えることができます。しかし、餌が終わり一段落すると、また水槽の底の方で休んでしまいます。

著者プロフィール

柴垣和弘(しばがき・かずひろ)

1970年兵庫県生まれ
1994年から大洗水族館勤務。
現在は魚類展示課でサメを担当。

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