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どうぶつのくに どうぶつえんとすいぞくかん

Vol.26 スズキ

2017.8.3

「出世魚(成長で呼び名が変わる)」として有名な本種は、春~夏にかけて沖合いから汽水域まで上がってきます。京都の海でも例外ではなく、由良川などの河口から約10キロ以上も上流で姿を見せることがあります。多くは幼魚で10cm前後なのですが「どう見ても淡水の川」で、フナなどの純淡水魚たち混じって網に入るスズキ見ると、なんという適応力なのだろうと感動します。しかし、自宅で飼育してみると完全淡水だとすぐに体調を崩します。このときは少量の塩(食塩)を投入すると直ぐに元気になりましたが、「どうしてわざわざ淡水までやって来るの?」とつっこみたくなります。
スズキも「洗いが美味しいね」だけでなく違う視点で見てみませんか?

 

著者プロフィール

下村 実(しもむら・みのる)

1965年 大阪府高槻市生まれ
幼少期から魚や水辺の生物に親しみながら育つ。
大阪・海遊館の開業時から、ジンベエザメの飼育を中心に20年以上同館で勤務後、退社。
2012年の京都水族館・すみだ水族館の開業時から飼育業務全体を管理している。

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