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コスタリカ〜自然保護の先進国

2011.3.25

自然保護の先進国として知られるコスタリカには、約9万1000種の動植物が確認されている。

緑の合間に、エメラルドグリーンに輝く野鳥が見えた。 古代アステカ族やマヤ族が神とあがめたケツァールだ。全長約1メートル。長い尾が風に揺れ、胸の深紅が鮮やかだ。じっと止まっていたかと思うとふいに羽を広げ、やがて森の奥深くに飛び去った。

東西を大洋に挟まれ、中央に数千メートル級の山脈が連なる中米コスタリカ。 世界の陸地の0.03%(約5万平方キロ)の国土に、既知の動植物の4.5%にあたる約9万1000種が生息する。

ケツァールも、赤い目が特徴のアカメアマガエルも一例にすぎない。多様な自然と気候が世界トップ級の「生命の宝庫」を生み出した。

19世紀初頭、国土の9割を覆っていた森林は、急速な伐採で1980年代には2割まで減少した。その後、政府は森林保護と植林を進め、この20年間で5割にまで回復させ、今や「自然保護の先進国」として注目を集める。 ホルヘ・ロドリゲス環境エネルギー相は「水源を守り、国の貴重な産業であるエコツーリズムを活発にするには、森こそ大切だと気付いた」と語る。

記事・写真 毎日新聞社提供

コスタリカで見ることができるいきものたち

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