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東京都:葛西臨海水族園 Vol.2

2009.12.3

前回、葛西臨海水族園のvol.1を記事にしたときの反響を見ていると
動物園だけではなく水族館のファンも非常にたくさんいらっしゃるということがよく解ります。
みなさんのご感想や、「私の地元の園館を紹介して」というようなお便りも
引き続きお待ちしていますので、どしどしお寄せくださいね。

さてさて、今日は葛西臨海水族園のご紹介、第2回目です。
当園は、前回ご紹介したマグロたちの大迫力「アクアシアター」の他に、
もうひとつの大きな自慢があります。それは、日本一のペンギンコロニー。

上野動物園でもおなじみのフンボルトペンギン。

そして、ご存知大人気のイワトビペンギン。

こちらはとってもキュートなフェアリーペンギン。


それまで氷の世界のおともだち、という認識だったペンギンを
20年前の開園時にこうした本来の生息地である岩場での大規模な展示へと踏み切ったことは
まさに画期的な取り組みだったようですね。

繁殖用の巣穴もバッチリ完備。立派な住宅街のように整備されています。


続いて1Fへご案内いただくと、何と「ふれあい体験コーナー」が!
サメやエイの仲間たちに直接触れることのできる特設展を開催中です。

1Fは小笠原をはじめ、東京近海の海域がひとつひとつの水槽で再現されています。

有名な「江戸前の穴子」も見られます。(食べられません)

そして、階段をすこしあがって、バックヤードで職員のみなさんがどんな風に仕事をなさっておられるか、
また、水槽の仕組みがどんな風になっているかも展示の一部としてご覧いただけます。


さて、最後にひとつ、水族園のいちばんの実力が問われる展示ってみなさん、何だと思います?
サメやマグロの大型水槽?

それともこんなに、すごく小さな生物たちの展示?

あるいは、このエトピリカのような海鳥たちの展示?

もちろん、そのどれも大変で、職員のみなさんは国内外を問わず自ら
展示用の生物を採取に出かけていくそうです。特に水族園でくらす仲間たちは
寿命の短いものが多いので、常にお客さんに展示をご覧いただくには
それ相当の苦労があるのです。

でも正解は「植物や無脊椎動物の生育・展示を見れば園館の実力が測れます」と、当園教育普及係の井内さん。
水中の植物であるがゆえに、本体を支える必要がなく丈夫だとはいえない上に、
酸素の摂取ができにくい構造で、かつ、水中だと地上に比べて光量が少なく光合成もしにくい。
そんな水草には一般的な生物の水槽よりもずっとスペシャルなケアをしているわけです。

ぜひ、こんどお近くの水族館に行ったらそんなことも少し意識してご覧になってみるのもいいかも知れませんね。

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