日本全国の動物園と水族館をつなぐ情報誌、「どうぶつのくに」「どうぶつえんとすいぞくかん」公式Webサイト

どうぶつのくに どうぶつえんとすいぞくかん

Vol.2 お隣さん

2015.9.15

9月に入り五月山も急に秋の気配を感じるようになってきました。
夏の暑い間は、穴の中や部屋からなかなか出て来てくれなかったウォンバットたちも、涼しい日が続き、放飼場に出てくることが多くなりました。

今回はそんなウォンバットたちの隣で暮らす、同じ有袋類であり、同じ国から来たベネットアカクビワラビーについて少し紹介したいと思います。
ワラビーもウォンバットやカンガルーと同じように、お母さんのお腹にある育児のうという袋の中で子供を育てます。
赤ちゃんは体重1gほどのとても小さな体で産まれ、自力でお母さんのお腹の袋に入り、半年ほどで袋から顔を出します。
実は五月山動物園でも8月20日に1頭の赤ちゃんワラビーが袋から顔を出しているのを確認しました。当園では赤ちゃんが袋から初めて顔を出した日を、その子の誕生日にしています。

1

今はまだほとんど毛の生えていないピンク色の顔をしています。

朝に顔を出していることが多いので、毎朝、顔を見るのを楽しみにしています。
赤ちゃんワラビーの成長の様子もまたお伝えしたいと思います。

2

ウォンバットのフクの放飼場からは、ワラビーたちの姿を見ることができます。もしかすると、フクも遠い故郷に想いを馳せているのかもしれません。

著者プロフィール

山本 花菜(やまもと・かな)

1988年 大阪府生まれ
2012年から五月山動物園で働いています。
1年目はふれあい広場を担当し、
現在はベネットアカクビワラビー、エミューを主に担当しています。

カテゴリー

カテゴリー一覧

このカテゴリーの他の記事

ページTOPへ

Copyrights © 2010 Doubutu-no-kuni All Rights Reserved.
誌面、Webにおけるあらゆるコンテンツの無断複写・転載を禁じます。