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Vol.8 「命名フィーバー」

2014.10.3

前回、ご紹介したアメリカビーバーのお名前募集ですが、多数の応募をいただいた結果「ジャスミン」という名前に決定いたしました。
「ジャスティン・ビーバー」(ビーバーなだけに)→「ジャスミン・ビーバー」(女の子らしく)というわけで「ジャスミン」になったものが最終選考で選ばれました。

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ご本家は最近お騒がせキャラですが、多くの人に愛されて欲しいです。

また、6月23日に須坂市動物園から来たワオキツネザルのお嫁さんのお名前も同時期に募集しておりました。こちらはペアのオス「クィール」にあわせて「クィーン」という名前に決定しました。女の子らしく可愛らしい名前をもらい、クィールとも仲良しペアになって欲しいですね。

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※ちなみに、甲府市遊亀公園附属動物園では、とくにロック系ミュージシャンが好まれているというわけではありません。。

皆様、たくさんのご応募、ありがとうございました。

命名ブームの波に乗って、当園では初めてのモルモットの命名イベントを行いました。
きっかけは、今年動物園に異動でやってきた、モルモット大好き飼育員さんの一言・・・「モルモットもよく名前を聞かれるのよね~。」と。

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確かに!私も週に数回のモルモットのふれあいの立会いをするのですが、来園者の方によく聞かれる質問No.1なのです。その都度、30頭以上いるから名前がないんです。。と心苦しくこたえていたのですが・・・。ならばいっそのこと、イベントにして1頭ずつつけてもらっちゃおう!
ということで、早速9月23日(祝)の動物愛護デーに「モルモットの名前をつけよう」というイベントを行いました。

この日来園した子供達に整理券を配り、午前8頭、午後8頭の合計16頭のモルモットたちを1頭ずつ担当してもらいました。

モルモットの細部まで繊細に描写した、こちらの下絵に塗り絵してもらい、特徴を書き込んでもらいます。

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みんなしっかり観察し、細かいところも丁寧に色を塗ってくれました。

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塗り絵をしながら、自分が担当したモルモットの名前を考えてもらいます。
どの子もとても真剣に、可愛い名前を考えてくれましたので、少しご紹介したいと思います。

「しましまで、白い線が入っている」→「シママ」

「しましまで、白い線が入っている」→「シママ」

「くるみが似合うとおもうから」→「くるみちゃん」

写真⑦「くるみが似合うとおもうから」→「くるみちゃん」

「全身が茶色で鼻が白い」→「チャッピ」

「全身が茶色で鼻が白い」→「チャッピ」

「白い部分がはらまきみたいだから」→「マキちゃん」

「白い部分がはらまきみたいだから」→「マキちゃん」

などなど、とっても可愛いオリジナルネームをもらって、モルモットもこころなしか嬉しそうです。

これからは、どの子がどの名前か一目瞭然ですね。

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動物園側としても、1頭ずつの個体管理をするためには番号よりも名前で統一されるほうが分かりやすいですし、何よりももっと身近に感じることができると思います。我々にとってもとてもありがたいイベントなのです。

ところが、まだ無名のモルモットたちが20頭ほど名前をつけてもらえるのを待っています。
次回は12月23日(火祝)のクリスマスイベントでまたこのイベントを行いますので、ぜひふるってご参加ください!

著者プロフィール

秋山多江(あきやま・たえ)

1977年山梨県甲府市生まれ
2001年酪農学園大学獣医学科卒業
小学2年生のときに、地元甲府市遊亀公園附属動物園でライオンの飼育係になることを夢見て十何年。小動物病院勤務、埼玉県こども動物自然公園へ勤務させていただいたのち、2010年に採用され現在に至ります。

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