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Vol.7 希望峰のどうぶつたち〜ダチョウ園のなかまたち

2010.2.23


ケープタウンの南に位置するケープ半島は、どうぶつたちの見どころ満載の人気スポット。
車があれば、1日でケープタウンから半島を一周して戻ってこられるので、南アフリカを訪れた際にはぜひ行ってみたいところです。海を見渡しながら気持ちのいいドライブができ、地元の人にとっては自転車で汗をかくにも最高の道です。


こちらは、ケープタウンからのドライブの途中で立ち寄ったロング・ビーチ。この日は雲に隠れていましたが、青い海とテーブルマウンテンを一望することができます。


まずは半島の中央付近にあるダチョウ園へ。その途中、野生のバブーンが車道に現れました。


毛づくろい中のバブーンの親子。このあたりには野生のバブーンが生息し、現地の動物保護団体によって保護されています。
しかし、かつて観光客がえさをあげたことで人間の食べ物の味を覚えてしまい、えさを求めて車や近隣の家を襲う被害が出るようになりました。
上野動物園の下北のサルをはじめ、日本各地の猿害と同じですね。
でもバブーンは日本のサルと違い、非常に長く鋭いキバを持っていて、ヒョウでもかみ殺すことがあるのだとか。


「おれにも子どもがあるからな」。
バブーンも人を襲うのが目的ではなく、生きるために人間のえさを狙うのでしょう。
とはいえ、実は私たちもバブーンに車に侵入され、ハラハラする場面がありました。

私たちが車を降りたとき、体の大きなオスのバブーンがスライド式の車のドアをやすやすと開けて中に入っていったのです。食べ物はありませんでしたが、中には大事なおみやげの品も…。

すると、車を運転してくれていたブライアンが、すかさずベルトを外してムチのようにしならせ、「ガオーッ」と野生どうぶつさながらの咆哮でオスのバブーンを威嚇。
見事、バブーンの群れを追いやりました。拍手!


バブーンのボスに威嚇で勝利したブライアン。


さて、安心した一行は目当てのダチョウ園「Cape Point Ostrich Farm」へ。
ダチョウは南アフリカにも生息するアフリカ由来の鳥。ここでは、子どもからおとなまで、たくさんのダチョウたちが飼育されています。


柵のそばに行くと、ダチョウたちが首を伸ばして突こうとしてきます。スタッフの人のまねをして、試しに手を出してみたところ、すかさずパクリ。幼鳥でも、けっこう痛いので要注意です。


日本の動物園でも見られるダチョウですが、ここまでアップで見る機会はなかなかありません。


広い園内をゆうゆうと去っていった、おとなのオスのダチョウ。


ダチョウ園を満喫した私たちは、ケープ半島の先端、アフリカ大陸の最南西端にあたる喜望峰へ。周囲は広大な自然保護区となっていて、南アフリカ固有の植物をはじめ、たくさんのどうぶつたちが生息しています。ケープシマウマも生息しているといわれますが、見つけられることはほとんどないのだそう。


こちらは、喜望峰にたくさんいたケープハイラックス。強い潮風をものともせず、のんびり休んでいました。

さて、お次はケープ半島のハイライト、野生のペンギンに出会えるボルダーズビーチをご紹介します!

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