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Vol.10 命名「砥愛(とあ)」!

2013.8.19

6月1日に誕生したアフリカゾウの赤ちゃんは命名式にて砥愛(とあ)という素敵な名前をいただき、夏休みにあわせて一般公開も始まりました。

生時体重80~90kgと少し小さく誕生した砥愛も2カ月が過ぎた8月5日現在は、体重が150kgを超え順調に育っています。チョロQのように走り回り、無邪気でお転婆な姫君はお母さんにじゃれるように力加減をしないで私にも突進してきます。ちょっと油断すると危険が危ない・・・・。でも、まだ負けませんがね(^^)v

 

 

すでに歯も生え始めています。お母さんのご飯に興味を持ち口に運び食んだりもしています。糞中にも草の繊維が混入してきており、少しずつですが食べているようですね。

また、鼻を使い水も飲めるようになり、この暑い夏もしっかり水分補給できているようです。

 

 

現在はオスゾウを収容しての入れ替え展示を週に3日程、約3時間行っています。

また、熱中症の防止のために寝室と放飼場をフリーにしているので、来園者にとっては少し遠くからの観察になってしまいますね。

 

 

でも、お母さんの後を付いて歩いて放飼場を探索したりして、少しずつですが行動範囲も広がってきています。砂を口にしたり生えている雑草を抜いて食べたりといろんな事に興味を示しています。

そして、まだ続く酷暑です。先日は放飼場の床の温度が50℃まで上昇していました。お日様、そしてコンクリートの照り返し・・・赤ちゃんゾウには辛い気候が続きます。シェルターとしてお母さんのお腹の下での日陰だけでは厳しいですよね^_^;

 

 

そのようななか、媛姉ちゃんから受け継がれているゴム製の水桶での水浴びも少しできるようにもなりました。鼻で水をかき回し前足でバシャバシャ。頭で桶の縁を押しつぶしたり、最後は入り込もうとしたりと・・でも入れません。

150kgの赤ちゃんゾウさんの身体が入る大きなプールがあれば良いのですが・・・でも、子ゾウさんに耐えられる簡易プールは・・・^_^;

 

 

皆さんもこの厳しい夏を砥愛ちゃんと一緒に乗り切りましょう。

そして、元気で愛らしい姫君に逢いに来て下さいね。

 

著者プロフィール

椎名修(しいな・おさむ)

1962年3月群馬県出身。
『ばくの動物園日記』に登場する西山登志男さんにあこがれる。
群馬県サファリパーク、姫路セントラルパークにてアフリカゾウの飼育を経験をへて愛媛県とべ動物園に勤務。
ソロモンの指環を求めて現在に至る。

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