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Vol.1 ラオスから来た4頭のゾウたち

2015.5.26

昨年(2014年)11月17日(月)にラオスからやって来た4頭のアジアゾウたち。
4月5日(日)の命名式にて正式に愛称が決定しました。
ゾウたちには、ラオスにいたときに付けてもらった愛称がありました。

4頭のゾウたち。左から、トンカム、カムパート、トンクン、ブンニュン

4頭のゾウたち。左から、トンカム、カムパート、トンクン、ブンニュン

今回の募集では、ラオスでの愛称と日本語の愛称を組み合わせて付けることになりました。ゾウたちは日本とラオスの外交関係樹立60周年を記念してやってきました。日本とラオスの架け橋になってもらえるように、現地でつけてもらった愛称も残すことにしたのです。

愛称募集については、2月28日のゾウのお披露目の日から、来園者の方を対象として、
以下のように行いました。
(1) 募集期間 平成27年2月28日(土)~3月29日(日)
(2) 応募用紙に、4頭それぞれの愛称とその命名理由を書く。

締め切りまでに総数2、821通の応募をいただきました。
その結果、それぞれのゾウの名前が決まりました。
・冬美(ふゆみ)-トンクン     7歳、2月生まれ
・春美(はるみ)-カムパート    5歳、3月生まれ
・夏美(なつみ)-ブンニュン    4歳、6月生まれ
・秋都(あきと)-トンカム     3歳、10月生まれ

それぞれの個体の生まれた季節と、京都らしい、華やかな名前ということから「京」、「都」、「美」を使用した組み合わせの応募を多数いただきました。その中でも、当園で飼育している先住個体の「美都」の愛称からそれぞれ1文字を使用した愛称に決定しました。

2

命名式の当日はあいにくの雨でしたが、多くの方が命名式に来られました。

4頭とも美都ちゃんみたいに皆さんに愛されるゾウさんになってくれることを願っています。投票していただいた皆さま、本当にありがとうございました。

せっかくなのでここで個体ごとの性格を少しだけ紹介したいと思います。
エントリーNo.1 冬美-トンクン
みんなから頼られているお姉さん的な存在。
鼻の使い方はあまり上手ではなく、おやつは直接口に入れてとおねだり。

4

 

エントリーNo.2 春美-カムパート
食べることが大好きで、ご飯は残さず綺麗に食べます。

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水浴びがあまり得意ではないので、3頭が仲良くプールで遊んでいる時も一人でもくもくとお食事していることがあります。

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エントリーNo.3 夏美-ブンニュン
トレーニングの覚えが一番早い、優等生タイプ。

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他の3頭と比べると少しおとなしい性格ですが、テンションが上がるとよく鳴きます。

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エントリーNo.4 秋都-トンカム
立派なキバが自慢のオスゾウ。

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4頭の中で体は一番小さいですが、物事にあまり動じず、度胸がすわっています。

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京都に来てから早半年。少しずつ環境にも慣れ、個体ごとの性格の違いも見られるようになってきました。これからどんな新しい一面を見せてくれることやら、とても楽しみです。

*本稿では、京都信用金庫および洛中ロータリー・クラブによる支援をうけて行われている「ゾウの繁殖プロジェクト」の成果の一部をわかりやすく紹介していきます。

著者プロフィール

米田 弘樹(よねだ・ひろき)

1982年生まれ 佐賀県出身
2010年から京都市動物園で働いています。
入って2年目からアジアゾウ担当になりました。
2014年11月にラオスから新しく4頭の子ゾウたちが仲間入り,そこから毎日トレーニングに悪戦苦闘しながらも,子ゾウたちの愛らしさにメロメロ状態です。

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