日本全国の動物園と水族館をつなぐ情報誌、「どうぶつのくに」「どうぶつえんとすいぞくかん」公式Webサイト

どうぶつのくに どうぶつえんとすいぞくかん

Vol.3 ケンとマース

2017.5.22

あっという間に夏期開園スタートから1ヶ月経ちました。
あの怒濤の日々からもう1ヶ月も経ってしまったのですね…早すぎる…。

看板はどうにか間に合いました!(必要最低限は)
まだ構想中のものもあるので、順次増やしていく予定です!(夏休みまでには!)

 

 

では!今回からは旭山のオオカミたちの紹介をしていきます。
8頭いますが…まずはお父さんの「ケン」から。

2008年の「オオカミの森」オープンに先立ち、2007年にカナダの動物園からやってきました。
来園時は生後6ヶ月!若い!!
(一緒にいるのは妹のメリーです。2010年に富山市ファミリーパークへ移動しました)
当時は真っ黒で、口元の白い毛はまだありません。
かっこいい顔は若い頃から変わらないですね。

 

 

今では旭山の群れのリーダー(アルファオス)で、こどもたちに慕われています。
子育ても上手で、赤ちゃんたちが巣穴から出てくるようになると積極的に面倒を見ていました。
以前と比べると動きがゆっくりになりましたが、それでもまだまだ貫禄たっぷり。

そして「マース」。
ケンのペア候補として2008年にカナダの別の動物園からやってきました。
来園時は生後8ヶ月!こちらも若い!!
穏やかな顔つきは当時からですね。

 

 

ケンとの相性は良く、はじめての出産は2011年。
その後も2016年まで続けて出産し、9頭のこどもを育て上げました。
(2013年・2016年は残念ながら育ちませんでした)

 

 

性格も穏やかで、そのせいか娘たちに強気でこられるのを許してしまい、いまはアルファメスではなくなりました。
ときどき娘たちに押さえ込まれたりもしつつ、のんびりと過ごしています。

ケン10歳、マース9歳。
2頭とも高齢になってしまいましたが、元気で、少しでも長生きしてもらいたいです。

さて、続きはまた次回にして、最近のオオカミたちの様子も少し。

天気が良い日は気温が25℃を超えることもあり、そんなときオオカミたちは日陰でのびて寝ています。
これからの時期「オオカミいないね」「オオカミ寝てるね」という声が多く聞こえるようになります。
動いているオオカミたちもたくさんの方に見てもらいたいのですが、“暑いときは休む”というのも彼らの暮らしの一部。
「動いてないからつまらない」ではなく、「どんな顔して寝てるかな」「また後で見に来たらポーズ変わってるかな」なんて思ってもらえると嬉しいです。

 

 

どうしても動いてるオオカミが見たい!という方は、お昼の12時と夕方4時以降がおすすめです。
12時・4時・4時半には園内放送がかかるので遠吠えをする確率が高いのです。
土・日・祝日はイベントのアナウンスもかかるので、そのときにも遠吠えをすることが多いです。
毎回必ず、というわけではないので、あしからず…。

それでは、今回はこのへんで。
次回はこどもたちの紹介をしていきますね!

著者プロフィール

佐藤 和加子 (さとう・わかこ)

旭川市出身。
1999年4月、旭山動物園に配属。
こども牧場、インドクジャク・ホロホロチョウ、ダチョウの担当を経て、現在はシンリンオオカミと北海道産動物舎を担当。
ネコ2匹と暮らしている。(でも本当はイヌ派)

カテゴリー

カテゴリー一覧

このカテゴリーの他の記事

ページTOPへ

Copyrights © 2010 Doubutu-no-kuni All Rights Reserved.
誌面、Webにおけるあらゆるコンテンツの無断複写・転載を禁じます。