※前半の「アカカンガルー採血トレーニング」の記事を先にご覧ください。
アカカンガルーの採血当日は、飼育員が意気込みすぎてしまうとアカカンガルー達が察してしまう為、普段通りの作業を心がけています。
普段の練習のおかげで、獣医さんが近づいても逃げずに黙々とエサを食べています。
そのタイミングを狙い、普段の練習針より細い針を使用し、採血しました。

みんなでエサを食べているからなのか全く気にしていない様子です。
また、アカカンガルー達が驚いて逃げた際でも壁に衝突しないように運動場の中心部分で採血を行いました。

「チクッ」とした痛みで、針を払うときもありましたが逃げもせずひたすらエサを食べていました。

カメラが気になっていますが、採血されているのには気づいていない様子でした。
今回の個体はすんなりと採血が出来ましたが、全個体採血ができるよう、
また、定期的に採血もできるように獣医とともに日々のトレーニングを頑張っていきたいと思います。
(◎今月の須坂市動物園の動画内容は、アカカンガルーの採血動画です。)