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Vol.3 さくらのもぐもぐタイム

2018.2.28

まだまだ寒い信州ですが、3月の声も聞き、
日中の気温が5℃を超える日が訪れるようになりました。
時折さす暖かい春の日差しの中、寒さ厳しい冬からもう少しで脱することが
できることを心待ちして、毛布にくるまっている
ちょっと寒がりな【さくら】

 



そんなさくらですが、雪で遊ぶのは大好き!!
雪の上でゴロゴロところがったり、
寝そべりながら、雪の上をすべってみたりと
雪のなかでのお散歩はおおはじゃぎです。


さて、平昌オリンピックのカーリング女子で話題になった『もぐもぐタイム』
小諸市動物園でも、ライオンの【ナナちゃん】のもぐもぐタイムやフンボルトペンギンの
もぐもぐぺたぺたタイム(お散歩タイム)があり、来園者のみなさんに大人気です。

ここで【さくら】のもぐもぐタイムならぬ食事について紹介します。
ふだんのごはんは、脂肪分の少ないドッグフードを食べています。
食べる前には、きちんとおすわりをして『待て』の姿勢で待ちます。



早く食べたくてよだれが思わずでてしまっても、
飼育員の「よしっ」の声がないと食べません。
みている来園者の人々が「よしっ」と声をかけてくれても
決して食べることはありません。
さすが飼い主に対して忠誠心が強いと言われている川上犬です。


そんなさくらの大好物は骨付きのシカ肉。地元産のニホンジカの肉です。今話題のジビエです!
日本各地ではニホンジカが増えすぎて、農産物や生態への被害が深刻な問題となっています。
浅間山麓でも例外ではなく、その軽減のためシカの捕獲がおこなわれています。

小諸市動物園ではその捕獲されたニホンジカの肉を
ライオンのエサとして購入しており、そのシカ肉を
少しもらって、さくらにゆがいてあげています。



シカ肉は低脂肪、高タンパクでとてもいい食材です。
そんなシカ肉を骨も食べることでカルシウムも摂取し、
さくらのしっかりした身体をつくる源になっています。

著者プロフィール

中津 久美子(なかつ・くみこ)

千葉県出身 1965年生まれ。
若いころには千葉市動物公園に非常勤で勤務。
現在、川上犬、ペンギン、ミニブタ担当。
小諸市動物園を盛り上げるべくみんなで奮闘中。

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