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ファーブル伊藤の昆虫つれづれ草

私がまだ幼い頃、マンガの神様・手塚治虫さんの「昆虫つれづれ草」というコラムを読むのが楽しみでした。当時、手塚さんのペンネームの由来ともなったオサムシという虫がいることすら知らなかった私には、毎回の連載内容が新鮮で不可思議な、ワンダーランドでした。そんな虫ファンの好奇心をくすぐり、また、新たな次世代のいきものファンを育てるキッカケになるような、そんな期待を込めて神様から「昆虫つれづれ草」のタイトルをお借りするとします。きっと、手塚さんも天国から長崎バイオの昆虫コレクションを眺めながらこのコラムを読んでくれるでしょう。(田井基文)

Vol.17 クワガタムシの雌雄型

ファーブル伊藤の昆虫つれづれ草

 雌雄型(雌雄モザイクgynandoromorph)とは簡単に説明すれば1つの個体にメスとオスの形態が現れる現象です。しかし、その出現の more >>

2015.5.4

Vol.16 昆虫界の忍者カマキリ

ファーブル伊藤の昆虫つれづれ草

 昆虫は弱い生き物で天敵がたくさんいます。このため、自分を隠すために様々な姿となって擬装(カムフラージュ)しています。  特にカマキリ more >>

2015.4.2

Vol.15 世界最大のクワガタ

ファーブル伊藤の昆虫つれづれ草

   世界最大のクワガタは東南アジアに分布するギラファノコギリクワガタです。全長121mmが最大と言われており、次に大きいの more >>

2015.2.28

Vol.14 世界で一番美しいクワガタ

ファーブル伊藤の昆虫つれづれ草

 世界でもっとも美しいクワガタといえば、やはりニジイロクワガタでしょう。オーストラリア北東部とニューギニアに分布しており、標高700m以上の more >>

2015.1.19

Vol.13 「今年もバイオマークのアサギマダラが台湾で確認されました。」

ファーブル伊藤の昆虫つれづれ草

 私の家族で行なってきたアサギマダラのマーキング調査は今年で18年目になります。昨年は17年間のマーク数が通算5万頭を超える節目の年でしたが more >>

2014.11.18

Vol.12 オオセンチコガネ採集糞闘記

ファーブル伊藤の昆虫つれづれ草

 オオセンチコガネは紫色や緑色などの金属光沢を持つとても美しいセンチコガネ科の甲虫です。長崎バイオパークの園内には同じ科のセンチコガネは生息 more >>

2014.9.14

Vol.11 カブトムシが活躍しています

ファーブル伊藤の昆虫つれづれ草

 今年1月に園内の落ち葉の下で採集したカブトムシの幼虫が7~8月に次々と成虫となり、昆虫館で活躍しています。   &nbs more >>

2014.8.11

Vol.10 今年初の昆虫捜しはカブトムシの幼虫

ファーブル伊藤の昆虫つれづれ草

 毎年この時期は寒さのため昆虫たちの多くは冬眠しています。このため私も昆虫捜しをせずに家でコタツから離れない生活になってしまいます。ただ、例 more >>

2014.1.11

Vol.9 バイオマークのアサギマダラが台湾で4頭確認されました。

ファーブル伊藤の昆虫つれづれ草

 10月28日に当ブログで書いた「秋のアサギマダラは南下の旅をしています」では本州から長崎県内に移動した個体などを紹介しましたが、その後、長 more >>

2013.11.30

Vol.8 秋のアサギマダラは南下の旅をしています

ファーブル伊藤の昆虫つれづれ草

 秋はアサギマダラの南下のシーズンです。春に沖縄などの南方から北上してきたアサギマダラは日本本土で産卵して次世代に代わり、その後、秋には寒く more >>

2013.10.28

Vol.7 タマムシの季節がやってきました!

ファーブル伊藤の昆虫つれづれ草

長崎バイオパークの園内で7月1日に今年初めてのタマムシ(ヤマトタマムシ)を目撃しました。タマムシはその美しい姿で有名ですが、その姿を見ること more >>

2013.7.12

Vol.6 旅をするチョウ・アサギマダラ Part3

ファーブル伊藤の昆虫つれづれ草

5月になると長崎県内ではアサギマダラが成虫になって活動を始めます。この時を待っていた私は毎年近くのフィールドに出てアサギマダラを捜しています more >>

2013.5.28

Vol.5 旅をするチョウ・アサギマダラ Part2

ファーブル伊藤の昆虫つれづれ草

私がアサギマダラのマーキング調査を始めたきっかけは、1993年10月16日に1頭の個体を採集したことでした。その個体はオスで『HU1020』 more >>

2013.5.4

Vol.4 旅をするチョウ・アサギマダラ Part1

ファーブル伊藤の昆虫つれづれ草

アサギマダラというチョウをご存知でしょうか?近年渡りをするチョウとして知名度が上がっており、渡りのシーズンには新聞やテレビなどの報道を見るこ more >>

2013.3.29

Vol.3 オオゴマダラのさなぎは黄金色

ファーブル伊藤の昆虫つれづれ草

鹿児島県の喜界島を北限とするオオゴマダラは日本最大のチョウと言われています。 このオオゴマダラの成虫は白と黒の色彩のため、時に『新聞チ more >>

2012.12.7

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