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Vol.1 「キバが4本(!?)のクワガタムシが登場!!」

2012.7.27

長崎バイオパークの昆虫館では2012年7月21日からこの変わったノコギリクワガタの展示を開始しています。写真でお分かりになったでしょうか?ノコギリクワガタのオスの右側のキバ(本当は大あごです。)が枝分かれしており、合計で4本のキバがあるのです。

 

 

このノコギリクワガタは2012年7月19日朝6時頃、長崎県西彼杵郡長与町斉藤郷にお住まいの山口幸次様が諫早市多良見町の山林で採集したものです。それを長崎バイオパークの昆虫館に寄贈していただきました。私も生まれて初めて見る変わったクワガタに鳥肌が立ちました。

 

 

なぜこのような形になったのでしょうか?私の勝手な想像では、蛹の時に枝分かれした部分に傷があり、その傷をクワガタの体が修復しようとした時に間違って大あごが出来てしまったのではないでしょうか?

 

 

以前7本脚のカブトムシのメスを頂いたことがありましたが、その様子と似ているきがします。

昆虫って本当に面白い生き物ですね。是非、生きている内にこの奇妙なクワガタを見に来てください。

著者プロフィール

伊藤雅男 (いとう・まさお)

1961年東京生まれ。
1983年から長崎バイオパーク勤務。およそ30年間に12頭のカバの飼育に携わっている。趣味はカバグッズ収集と昆虫採取で、休みの日は捕虫網を持って山間部にいくことが日課。特に渡りをするチョウで有名なアサギマラのマーキング調査を15年間続けており、毎年2000~3000匹にマーキングをしている。先日は長崎から台湾への移動も記録した。最近はカメムシに興味を持ち、園内で採集したカメムシをポケットに忍ばせていることもある。

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