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Vol.11 カブトムシが活躍しています

2014.8.11

 今年1月に園内の落ち葉の下で採集したカブトムシの幼虫が7~8月に次々と成虫となり、昆虫館で活躍しています。

 

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 幼虫時のえさが良かったのか、そのほとんどが大きく立派なカブトムシになってくれました。活躍の場所は昆虫館にあるタッチングコーナーで、13時から15時までふれあいを行なっているのです。最近は昆虫を触れないお子さんが多いと感じていますが、カブトムシに初めて触るお子さんが職員から触り方を教わりながら次第に慣れてくる姿を見ていると、我々としてもうれしくなってしまいます。

 

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 写真の中でカブトムシたちが食べているえさはバナナです。バナナをカブトムシが大好きな樹液のイメージで木に擦り付けています。このえさを得るためにしばしばオス同士は野生の時と同じように戦いが見られ、子供も大人も歓声を上げながらその戦いを見届けています。

 

3

 

 成虫の寿命が2ヶ月ほどのカブトムシのメスたちはすでに卵を産み始めています。1匹のメスが産む卵の数は50~100個です。メスの多くはタッチングコーナーから産卵用の水槽に移り、そこで産卵しています。

 来年の夏もお客様に喜んでもらうためにもたくさんの幼虫を育てていきたいと思います。

著者プロフィール

伊藤雅男 (いとう・まさお)

1961年東京生まれ。
1983年から長崎バイオパーク勤務。およそ30年間に12頭のカバの飼育に携わっている。趣味はカバグッズ収集と昆虫採取で、休みの日は捕虫網を持って山間部にいくことが日課。特に渡りをするチョウで有名なアサギマラのマーキング調査を15年間続けており、毎年2000~3000匹にマーキングをしている。先日は長崎から台湾への移動も記録した。最近はカメムシに興味を持ち、園内で採集したカメムシをポケットに忍ばせていることもある。

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