日本全国の動物園と水族館をつなぐ情報誌、「どうぶつのくに」「どうぶつえんとすいぞくかん」公式Webサイト

どうぶつのくに どうぶつえんとすいぞくかん

Vol.13 審査の基準

2013.11.3

秋の品評会の季節になりました。ランチュウの品評会は、全国各地で行われています。みなさんも、どこかで目にされたことがあるかもしれませんね。ほとんどの品評会はオープンですから、どなたでも見ることができます。品評会のランチュウの迫力に圧倒されて、飼育をはじめる方も少なくありません。でもこの順位、どんな基準なのか知りたいと思いませんか?

 

 

品評会でのランチュウの審査は、会ごとに定められている審査規定に則って行われます。今回は関東系ランチュウの全国組織である「日本らんちゅう協会」の審査規定をご紹介します。まず規定の第1条には、審査に当たって注意することが記載されています。その中でも第4項には「魚の品位が豊であること。」、第5項には「魚は貴族的品位を保っているものを上とする。」とあります。らんちゅうは魚でありながら、品位が強く求められています。第2条では、姿かたちの基準が記載されています。第3条で審査では魚の大小は考慮に入れてはならないとされ、第4条で当日の出来を基準にするとあります。つまり、品評会では、最高のコンディションで当日に臨み、なおかつ数々の姿態基準をクリアーした上で、貴族的な品位を保った泳ぎの優雅さが求められているのです。

著者プロフィール

津村英志 (つむら・えいじ)

津村英志虹の森公園おさかな館館長 1967年生まれ 愛媛県出身 小学校6年の時に金魚飼育を始める。
金魚の天敵である猫は大嫌いだったはずだが、ひょんなことから子猫を飼い始めたところ、案外嫌いでない自分に気づく。 
愛媛大学大学院理学研究科生物学専攻修了。
平成8年よりおさかな館会館準備にあたる。平成12年より現職。
日本らんちゅう協会会員愛媛吟らん会 副会長 事務局
愛媛南予らんちゅう会 事務局

カテゴリー

カテゴリー一覧

このカテゴリーの他の記事

ページTOPへ

Copyrights © 2010 Doubutu-no-kuni All Rights Reserved.
誌面、Webにおけるあらゆるコンテンツの無断複写・転載を禁じます。