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第3回どうぶつのくにアワード

2016.5.28

『どうぶつのくに』読者のみなさんこんにちは、編集長の田井基文です。まだ朝晩は涼しく爽やかな気候が楽しめる、一年の中でも実に稀少なシーズンかと思います。屋外ロケでも新緑に風を感じつつ、撮影取材に勤しめる今日この頃です。

さて、さて、さて、昨年も多くの読者と関係者から大きな反響をいただいたこの「どうぶつのくにアワード」は、まさに『どうぶつのくに』が認定する年間MVPを表彰しようというもの。昨年同様、弊誌公式WEBサイト「どうぶつのくに.net」上でのアクセス数、リピート率、読者からの反響/問い合わせ件数、更新頻度の遵守、写真のクオリティ、テキストの読み易さ、などなど様々な項目を厳正に数値化し総合点でトップに輝いた作者を選出しました。(2015年4月〜2016年3月)

栄えある2015年度のMVPは・・・・・・
のいち動物公園のマレーグマ大使こと本田祐介さん!数ある連載コラムの中でも2011年7月から続く人気コンテンツが初の受賞ということになりました。もちろん四国の園館としても、男性執筆陣としても初ということになります。やりましたね、さすがの土佐メンぜよ。

昨年、連覇を果たした福岡県の水族館マリンワールド海の中道の“女王”土井翠さんが産休で休んでいる間だから・・・・ではありません(土井さんも2016年度からは連載再開中!)。本田さんがマレーグマたちを愛するその気持ちが読者に伝わり、紛れもないMVPに輝かせたのです。最初に内々で編集部から受賞のご連絡を差し上げたのですが「実際、田井さんが表彰に来てくれるまで半信半疑だった」という本田さん。自身を“地方で働く地味な男”とおっしゃる、その謙虚な姿勢がまた読者のハートをキュンキュンさせるのかもしれません。

本田さんの連載は、初めて「自園の個体紹介」という枠を超えたパイオニア的なコラムでした。積極的に他園館の個体や飼育方法、放飼場のデザインやイベントなど、果てはグッズまで、マレーグマにまつわることなら何でも取り上げようという姿勢こそがまさに“マレーグマ大使”たる由縁なのです。また、そうして獲得した多くの読者たちからの問い合わせにも一つ一つ丁寧に対応されていることは、編集部内でも語り草になっています。

現在飼育課長を務める本田さんは、飼育係としてマレーグマたちの飼育現場に立つことは少なくなったそうですがそれでも同園のジャングルミュージアム内にあるマレーグマたちの放飼場にやってくると、この夫婦に声をかけずにはいられないとのこと。ワンピイとタオチイはこのジャングルミュージアムの最古参。オープン当時からここで暮らすどうぶつはもはやこの2頭だけだそうです。ぜひ長生きして欲しいという思いと共に、もう一度ここでこのペアから生まれた赤ちゃんマレーを見たいと願わずにはおれません。

赤ちゃんと言えば、のいち動物公園では昨今「ここ何年も出産していなかったのに」というどうぶつたちが、再び繁殖に成功するという例が多いそう。そういった観点からも、2016年現在で30頭に満たないマレーグマたちの未来を憂う本田さんも土佐の誇るペアに期待を寄せておられます。土佐から旅立ったマレーっこたちが各地で次なる世代の担い手になると信じて。

さあ、ワンピイとタオチイの孫にあたるマレーっ子の顔を見せてくれるのは果たしてどこの動物園になるでしょうか。山梨(サンディ)か、大阪(マーズ)か、福岡(サニー)か、北海道(ハッピイ)か、愛媛(シャイン)か、はたまた鹿児島(ハニイ)か・・・。『どうぶつのくに』でも引き続き応援・追跡取材をしてゆく所存です。本田さん、のいち動物公園の皆さん、そしてワンピイとタオチイ、改めておめでとう!

そうそう、今年の夏には2015年のMVP本田さん、2013-14MVPの土井さんをお迎えして『どうぶつのくに』読者限定のイベントも開催予定です。詳細はまたここ公式WEBサイトで告知をしますので、お楽しみに。(田井基文)

“女王”土井翠さんからのコメント
本田さん、受賞おめでとうございます!親しみやすい言葉でスラスラと読めてすばらしいな、と、いつも勉強になります。わたしは、なるべくシンプルに・・と、思いながらもまわりくどい書き方になるので見習わせていただきたいです。来年もMVPを目指して、お互いにがんばりましょう!

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