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Vol.6 海の森

2017.3.18

 みなさん、こんにちは。
3月に入り、仙台も少しずつですが春の気配を感じられる日が増えてきました。

 今日は仙台うみの杜水族館のロゴマークからも連想される生きもの、アマモを紹介します。別名はリュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ(竜宮の乙姫の元結の切りはずし)といい、植物を含めた生物では日本で最も長い名前だといわれています。

アマモ

 このアマモ、宮城県では松島湾を中心に多く生息・広大なアマモ場を形成していましたが、東日本大震災の津波によってそのほとんどが失われてしまいました。アマモ場は海のゆりかごとも呼ばれ、体の小さな生きもの達の拠りどころになっていたため、棲家を追われた生きものたちはその数を少なくしてしまいました。

タケギンポ

アミメハギ

 震災から6年が経過した今では、松島湾に関わる様々な立場の人たちの取り組みにより、少しずつアマモ場は再生してきています。

アマモ移植

 津波に負けずたくましく生きようとするアマモと、そのアマモを保護するために様々な立場の人たちが一緒になって活動・協力しているところをみていると、海と人とをつなぐという仙台うみの杜水族館の使命を感じずにはいられません。

著者プロフィール

前田 慧太(まえた・けいた)

1988年 宮城県出身
2012年 マリンピア松島水族館入社
2015年 マリンピア松島水族館閉館に伴い、現在仙台うみの杜水族館で魚類チームに所属 海水魚・マンボウを主に担当

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