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どうぶつのくに どうぶつえんとすいぞくかん

Vol.11 本物です。

2017.9.17

こちらは当館で飼育しているワニの仲間、メガネカイマンです。

年齢は27才以上で仙台うみの杜水族館にいる生きものの中でもご長寿です。
そんなカイマンさん普段はあまり動きません。
陸に上がっていて目をパッチリ開けていると思えば、少し目を離すといつの間にか水の中に潜っていたり…

実は私たち飼育員も動いているところを目にすることがあまりないのです。
あまりの動かなさにお客さまから「本物なの?本当に生きているの?にせものじゃないの?」と言われることもしばしば…
今回はそんなカイマンさんが一番生き生きとしているエサの時間をご紹介します。

以前いたマリンピア松島水族館から今の水族館に引っ越してすぐはエサを食べず心配していましたが、今では元気にエサを食べています。
特に最近は以前よりもさらにさらに食欲が増していて、エサをあげるのに緊張してしまうほど激しい動きを見せます。
エサはこちらの鶏肉です。

一羽丸々ではなく何ブロックかに分けたものをあげています。
さすがに手からあげるのは危険なので、長い棒の先に鶏肉をつけてあげています。
反応が遅いときはしばらく気づかないこともありますが、今回はすぐに気づいてバクッと食べました。

あとは口に咥えて何度もモグモグして飲み込み終了。

満足したカイマンさんの顔はまるで笑っているかのように見えますね!

そしてお腹がいっぱいになったのか再び水に潜っていきました。

いかがでしたでしょうか。
エサはあげすぎると消化不良をおこしたり太りすぎてしまうので、一週間に一回しかあげていません。なので見られた方はとってもラッキー!
それ以外の時間もじっくり見ていただくと、のどのあたりが動いたり息を吸うために鼻の先を水の上に出したりしますよ!

みなさんぜひ会いに来てくださいね。

著者プロフィール

小松 佳乃 (こまつ・よしの)

宮城県仙台市生まれ仙台市育ち
2016年より仙台うみの杜水族館で魚類を担当

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