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Vol.13 うみの杜の獣医さん

2017.11.17

みなさん、こんにちは!
このシリーズが始まって、早くも一年が経ちました。今回は、仙台うみの杜水族館の獣医さんについて少し紹介します。

顕微鏡、ペンギンの血液塗抹

うみの杜水族館には、獣医さんが2人います。その2人でうみの杜にくらすイルカやアシカ、ペンギン、魚まで、すべての動物の診察・治療を行っています。
動物たちが病気にならないように、イルカやアシカは定期的に血液検査をして目に見えない体調の変化がないかをチェックしています。動物にお薬を出すのはもちろん、必要であればマンボウにも注射で点滴をしたりもします。

みんな治療対象です

私もそんな”お医者さん”として働いていますが、うみの杜の獣医さんにはもう一つ”飼育員”としての顔もあります。お仕事のほとんどは他の飼育員と同じで、いつも展示場のお掃除をしたり、プログラムに出たり、餌をあげたりしています。もし急に体調が悪くなった動物がいれば、その時は獣医さんとして現場にかけつけます。

潜水掃除

私の担当するツメナシカワウソ・ソラ

パッと見ただけでは獣医さんだとすぐに気づかないかもしれませんが、処置や検査の時には注射器が入った道具箱や聴診器、小さなエコーを持っています。そんなスタッフを見つけたら、獣医さんとしての出番の時です。もしかしたら、みなさんも動物の検査や採血が見られるかもしれませんよ。
水族館にお越しの際は、スタッフがどんな仕事をしているのかにもぜひ注目してみてくださいね!

私の採血セットと聴診器

著者プロフィール

小谷 由佳子(こたに・ゆかこ)

1988年 大阪生まれ
2013年 北里大学獣医学部獣医学科卒業
    仙台市内の動物病院で2年間勤務
2015年 (株)マリンピア入社
    仙台うみの杜水族館では、獣医師兼飼育員として奮闘中!
    海獣ふれあいチームの一員としてカワウソの飼育を担当

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