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Vol.12 旭山動物園にメスのカバが入園

2014.9.10

先月、旭山動物園にメキシコのサカンゴ動物園よりメスのカバが来園しています。旭山動物園に入園したのが8月25日です。

2012年9月30日生まれということなので、1歳11ヶ月での来日です。

旭山動物園には当園生まれの百吉(3歳)がいますので、新しい血縁での若いペアが誕生したことになります。

昨年夏に百吉が長崎から旭山動物園までの移動を行ないました。その時も大変心配をしていましたが、今回はメキシコから北海道の移動ですから、旭山動物園のスタッフもかなり心配したと思いますが、元気な様子で安心したことでしょう。

旭山動物園からの情報では新居の環境に慣れたこのメスのカバは9月2日に水中散歩をしたようです。百吉よりも落ち着いていたようです。

国内のカバたちの7~8割が同じ血統と言われていますので、このペアで繁殖をして新たな血統を国内に反映してもらいたいと思っています。

暫くこの若いペアはお見合い期間が続くようですが、お互いの成長した数年後には百吉の子が見られることを多いに期待したいと思っています。そしてカバ特有の水中授乳なども見られたらと興味が増しますね。

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なお、この写真はすべて旭山動物園から提供していただきました。ありがとうございました。

著者プロフィール

伊藤雅男 (いとう・まさお)

1961年東京生まれ。
1983年から長崎バイオパーク勤務。およそ30年間に12頭のカバの飼育に携わっている。趣味はカバグッズ収集と昆虫採取で、休みの日は捕虫網を持って山間部にいくことが日課。特に渡りをするチョウで有名なアサギマラのマーキング調査を15年間続けており、毎年2000~3000匹にマーキングをしている。先日は長崎から台湾への移動も記録した。最近はカメムシに興味を持ち、園内で採集したカメムシをポケットに忍ばせていることもある。

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