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どうぶつのくに どうぶつえんとすいぞくかん

Vol.3 いよいよ活動時期がスタート

2019.5.23

 史上初の10連休という長いゴールデンウィークも終わり、いよいよ動物たちも活発に動き出す時期です。
前々回ご紹介したエビネも満開状態です。

 そのエビネと同じ林の中で、

ササバギンランも見つけました。落葉広葉樹林に多くみられる植物で、土壌中の菌根菌から栄養を取っているそうです。きれいだからと言って、家で育てようとしても大変難しいので、写真を撮る程度で我慢して下さい。
 この季節、鳥たちも繁殖シーズン到来です。耳をすませば、メジロ、シジュウカラ、ウグイス、ホオジロ、カワラヒワのさえずりやキツツキのドラミングも聞こえます。

メジロの巣です。

細いシュロを上手に編み込んであり、周りはビニール紐を使用しています。蜘蛛の糸を使って作っているそうですが、正に芸術品です。鳥は、私たち哺乳類と異なり、卵を産んで温めるので、巣作りは慎重に行います。子育てしている間は、巣から離れられないため場所の選定を慎重に行います。単純な巣を作る種類もいますが、大概の鳥たちは、巣の構造なども精密に作られ、とても嘴と脚だけで作っているとは信じられないくらいです。

メジロの巣の横側です。
 この巣は、使用された後に風年齢・家族構成・職業なか何かで枝ごと落ちていたのを拾いました。ビニール紐を結構使用しているので、メジロのたくましさをほめるべきなのか、ゴミの多さを嘆くべきなのか複雑な心境です。
 夏鳥も渡ってきて、繁殖シーズン到来です。また、素敵な巣を作成して頑張ってもらいたいものです。
 ちなみに、当園では暑い夏に備えて毛刈りシーズン到来です。

アルパカ

著者プロフィール

飯塚 俊博 (いいづか・としひろ)

動物部 係長
1989年4月(株)伊豆バイオパーク入社
以後動物課及び動物部に所属
伊東市在住
1970年10月24日生まれ(48歳)

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