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どうぶつのくに どうぶつえんとすいぞくかん

Vol.6 珍獣発見!!

2019.8.19

 今の時期、動物を観覧していると足元を生き物が横切り、ビックリすることがあります。
トカゲです。

 当園周辺には、カナヘビ、オカダトカゲの2種類が生息しています。とくに、オカダトカゲは富士山より南、富士川より東、酒匂川より西の伊豆半島と伊豆諸島の限られた地域となります。当園周辺も伊豆半島東海岸の端に位置するので、ここに含まれます。
そして、このトカゲは、大人と子供で色彩が異なるので、初めて見ると全く別の種類のトカゲと勘違いしてしまう人もおります。
大人の姿は、下の1枚目の写真のように全身茶色で縞模様も茶色です。の写真が子供です。体が小さいのは当然ですが、色の配色が大人とは異なり、縞模様の帯が若干太く濃い黒色をしています。そして、大きな特徴が、尻尾の付け根から先端にかけて大変きれいな青色をしているのです。その子供たちが現れるのは、ゴールデンウイークが過ぎて少した辺りから、石垣の上や大きな石の上で日向ぼっこをしている姿を見かけることが多くなります

伊豆アニマルキングダムと言えば、開放感のある空間で混合展示しており、通路から共同生活をする動物たちを間近で見られるのでお勧めです。

 その通路の下、石垣の隙間はオカダトカゲの住処となっています。餌となる小型の昆虫やクモ、カタツムリ、ミミズなどを容易に捕まえることができ、天敵となるヘビや小型の猛禽類・カラス・イタチなどはお客様や飼育員が往来するので近づきにくいので、格好の住処なのです。

 この地域独特の珍しいトカゲに会いに伊豆アニマルキングダムにお越しください。でも、冬には、大きな石の下や落ち葉の下で冬眠をしてしまいますのでお早めにお願いいたします。
 ちなみに、昨年生まれたホワイトタイガーの子供たち8月16日、9月14日に無事に一歳の誕生日を迎えることができました。

著者プロフィール

飯塚 俊博 (いいづか・としひろ)

動物部 係長
1989年4月(株)伊豆バイオパーク入社
以後動物課及び動物部に所属
伊東市在住
1970年10月24日生まれ(48歳)

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