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どうぶつのくに どうぶつえんとすいぞくかん

Vol.4 梅雨は大賑わい

2019.6.23

 肌寒く雨が多い季節になりました。 この時期、園内のいたるところで騒々しい鳴き声が響き渡ります。

その犯人は、こんな顔です

モリアオガエルです。普段は木の上にいて姿を見せませんが、今の季節になると1か月間、昼夜問わず求愛行動を行います。そして、池周辺の樹木に卵塊を産みつけます。

園内には、他に3種類のカエルが出没します。一番目にするのはアズマヒキガエルです。
夜になると外灯周辺で虫が落ちてくるのを待ち構えています。次に多いのはヤマアカガエルです。まだ寒い時期の1月から2月に池の中へ産卵でやってきます。普段は、周辺の落ち葉の下にいて見かけることは、あまりありません。そして、皆さんのよく知っているアマガエルです。滅多に姿を見せませんが、池掃除をしないモートのあるゾウ舎周辺にいて、よく鳴き声を耳にします。

特に目立つのが、フラミンゴの池です。
フラミンゴの頭の上にある白い塊が、卵塊です。6月14日時点で、15個あります。

このように、下が伸びてきてオタマジャクシが池に落ちます。

こんな光景が毎年見られます。

ジメジメと嫌な季節ですが、
生まれたオタマジャクシは、1から2か月くらいで、成長して池からいなくなります。
たくさん上陸しますが、生き残れるのは一割もいないそうです。
この珍しい光景を見ることができるのは今だけです。是非、遊びに来てください

著者プロフィール

飯塚 俊博 (いいづか・としひろ)

動物部 係長
1989年4月(株)伊豆バイオパーク入社
以後動物課及び動物部に所属
伊東市在住
1970年10月24日生まれ(48歳)

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