あっカナヘビ発見!!
皆さんが通る園路のど真ん中で見つけました。

ヘビと名前がついているのに、大抵のお客様は無関心、お子様になると「あっトカゲだ」と大喜びです。そばにいるお母さま達も「本当だ!トカゲだ」と近くによってきます。
当園にはヘビが苦手なスタッフが多く、出ると捕まえられる飼育担当者に無線連絡が入り、ヘビを捕まえては皆さんに被害が出ないよう山奥へ逃がしています。
日本には、大きく分けると4種類、カナヘビ・ニホントカゲ・宮古島に住むミヤコカナヘビ・オキナワキノボリトカゲです。特に、ほぼ日本全国に分布するカナヘビは、皆さんがトカゲと言えばこのカナヘビを指すのではないでしょうか?

大人のニホントカゲと比較すると全体的にスマートな体をしていて、地味な色合いをしています。日本の固有種で尾が長く全体の3分の2を占めます。
暖かくなる4月から寒くなる11月くらいまでよく見ることができ、以降は冬眠しています。昆虫やクモ、ワラジムシなどの陸生の節足動物を食べ、おとなしい性格をしています。石垣などの岩と岩の間に多く棲んでいるニホントカゲに対し、カナヘビは草藪に多く生息しています。当園では、石垣が多いのでカナヘビよりもニホントカゲを見る機会の方が、多く感じます。
トカゲなのにヘビと名の付く語源は、詳しくはわかっていませんが“かわいらしいへび”
から来たのではないかと言われています。
野生ですが、どちらのトカゲを見ることができるので、運よく発見できたら見比べてみて下さいね。

ニホントカゲ(オカダトカゲ)
夏の間のエビネは、こんな感じです。

シマウマの赤ちゃんが誕生いたしました。

成長する姿を見に来てください。