日本全国の動物園と水族館をつなぐ情報誌、「どうぶつのくに」「どうぶつえんとすいぞくかん」公式Webサイト

どうぶつのくに どうぶつえんとすいぞくかん

地域の文化施設との協働

2012.2.5

アクアマリンふくしまは、地域に散在する優れた文化施設が、旅人により利用しやすくするための連絡会の事務局をになっています。ここでは、いわき地区文化施設連絡会が平成15年7月にとりまとめた宣言文とそれぞれの施設の概要をご紹介し、皆様が、あぶくま発見の旅にお出でになるのをお待ちしております。

 

 

「あぶくま発見の旅サポート」宣言

阿武隈高地の広大な山波が浜通りの潮目の海になだれこむ。そこにはすでに阿武隈の自然・文化に根ざした公共施設が配置されている。
 中生代白亜紀のフタバスズキリュウはじめ数々の化石を展示する「石炭・化石館」、アンモナイトの露頭展示と化石発掘体験の「アンモナイトセンター」、プロローグで進化の証人・化石をテーマにする「ふくしま海洋科学館」、さらに、古代人の知恵を集積した「考古資料館」、先人の暮らしの知恵と技術を伝える「暮らしの伝承郷」、奥州古関の文化を楽しむ「勿来関文学歴史館」、ゆたかな森と湖の「草野心平記念文学館」、現代美術コレクションを誇る「いわき市美術館」、それぞれが特色ある展示や企画を展開している。
 旅人は、阿武隈の過去から現在にいたる展示で知的好奇心を充たし、未来への手がかりを発見することができるであろう。
 しかしながら、これらの施設は互いに相当離れており、自治体の所管も異なるため、必ずしも一体的な利用情報を発信してこなかった。その結果、旅人にとって効率的な利用がきわめて難かしい状況がある。
 私たちは、利便性向上対策を主目的として、平成14年5月に「いわき地区文化施設連絡会」を発足させた。異ジャンルの施設間の交流によって有機的な関係が芽生えつつある。並行して、施設の魅力を高め、人々の知的好奇心に応えていくための情報交換もなされるようになった。
 私たちは、ここに、地域の交流から大交流へと連絡会を発展させるために、連絡会の名称を「あぶくま発見の旅サポート」とあらため、今後、この覚え書きによってさまざまな事業を推進していくことを宣言する。

 

いわき市立美術館            館長 田口安男
いわき市アンモナイトセンター     所長 小松剛紘
いわき市暮らしの伝承郷        館長 氏家武夫
いわき市考古学資料館         館長 樫村友延
いわき市勿来関文学歴史館      館長 大橋榮一
いわき市立草野心平記念文学館   館長 粟津則雄
いわき市石炭・化石館          館長 国井次郎
福島県立ふくしま海洋科学館     館長 安部義孝

※ この文章は2006年2月18日に安部館長が書かれたもので、テキストならびに館の外観などは当時のまま掲載しています

著者プロフィール

安部義孝(あべ・よしたか)

1940年東京都生まれ
東京水産大学増殖学科魚類学教室卒業後、東京都恩賜上野動物園水族館勤務
1968-69年、クウェート科学研究所所員となる
帰国後、東京都多摩動物園昆虫園勤務を経て、東京都葛西臨海水族園長、東京都恩賜上野動物園長を歴任
2000年より(財)ふくしま海洋科学館・アクアマリンふくしま海洋科学館・アクアマリンふくしま館長
主な著書に「クウェートの魚」など

カテゴリー

カテゴリー一覧

このカテゴリーの他の記事

ページTOPへ

Copyrights © 2010 Doubutu-no-kuni All Rights Reserved.
誌面、Webにおけるあらゆるコンテンツの無断複写・転載を禁じます。