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薩摩ウミウシ博士・西田和記の“Sea slug collection”

服飾の世界と同じく、水族館の世界にも流行というものがあります。今現在のトレンドは、何と言ってもクラゲでしょう。世界中の水族館が追いつけ追い越せ、とクラゲの展示を競っています。しかし、読者の皆さん、鹿児島の皆さん、ご安心ください。次のトレンドを作るのは他でもない西田さんとウミウシの仲間たち。是非、期待をして応援してあげてください。(田井基文)

Vol.71 アメフラシの干出適応

薩摩ウミウシ博士・西田和記の“Sea slug collection”

春はアメフラシたちの時期です。 冬ごろから小型個体が出現しますが、餌となる海藻の生育とともにアメフラシはどんどん成長し、春になるころには立派 more >>

2023.6.24

Vol.70 ウミウシ観察会はじめました

薩摩ウミウシ博士・西田和記の“Sea slug collection”

ついに4月から鹿児島でのウミウシ観察会を始めてみました!!!!昨年度何度も大阪の観察会に足を運んでいたのは、こういう開催や運営のノウハウを学 more >>

2023.5.27

Vol.69 春の味覚アメフラシを食べる

薩摩ウミウシ博士・西田和記の“Sea slug collection”

これまでずっと避けてきたこの話題。かわいそうとかじゃないんですよ。気持ちが悪くて食欲がわかないんです。みなさんもきっとそう。しかしですね、日 more >>

2023.4.18

Vol.68 徳之島でウミウシ調査

薩摩ウミウシ博士・西田和記の“Sea slug collection”

いろいろな制限が緩和されつつあるこの頃。私もこれまでいろいろなお誘いを泣く泣く断ってきましたが、ちょっと抱えている仕事の関係もありまして、あ more >>

2023.3.30

Vol.67 夜磯のウミウシ探し研修

薩摩ウミウシ博士・西田和記の“Sea slug collection”

ウミウシの探し方には人によってさまざまな方法があります。 メジャーなものはスキューバダイビング。 次に磯歩きでしょうか。 私はダイ more >>

2023.2.27

Vol.66 卯年とウチワミドリガイの繁殖

薩摩ウミウシ博士・西田和記の“Sea slug collection”

今年はウサギ年と言うことで、ウシ年のときですらウミウシを干支ネタにしなかった私が、今回はネタにするという理由は私が年男だから。ただそれだけ。 more >>

2023.1.26

Vol.65 ウミウシの奇形と食害

薩摩ウミウシ博士・西田和記の“Sea slug collection”

ウミウシのからだはやわらかい。 そのため採集や飼育時の扱いにも余計な刺激や摩擦を与えないように十分に気をつけないと、突起が脱落したり一部が more >>

2022.12.24

Vol.64 ウミウシ観察会に参加してきました

薩摩ウミウシ博士・西田和記の“Sea slug collection”

先日、大阪自然環境保全協会(以下、ネイチャーおおさか)のウミウシ観察会にお招きいただき、講師として参加してきました。 久々の九州圏外、 more >>

2022.11.25

Vol.63 生簀の中のクロスジアメフラシ

薩摩ウミウシ博士・西田和記の“Sea slug collection”

先日、黒潮大水槽へカツオとキハダを搬入しました。 これらの魚は漁業者に依頼して沖合で釣獲されたもので、海上に張った生簀まで船の活け more >>

2022.10.23

Vol.62 サビウライロウミウシの飼育

薩摩ウミウシ博士・西田和記の“Sea slug collection”

黒潮流域で見られるウミウシの1つサビウライロウミウシ。もともとは和歌山県の串本町で初めて発見され、あたりの海域を指す『錆浦』を冠することにな more >>

2022.9.24

Vol.61 変わり者を探す―ソウゲンウミウシ

薩摩ウミウシ博士・西田和記の“Sea slug collection”

嚢舌類を大きく分けると貝殻を持つグループともたないグループがいます。 貝殻を持つものにはナギサノツユやヒメタマブドウギヌなどがおり、原始的 more >>

2022.8.29

Vol.60クリイロカメガイの卵

薩摩ウミウシ博士・西田和記の“Sea slug collection”

少し前、クロイロカメガイが水族館に搬入されました。 クリイロカメガイは翼足目というグループに属する浮遊性のウミウシで、薄く脆い貝がらをもっ more >>

2022.7.24

Vol.59 コテングノハウチワを探して

薩摩ウミウシ博士・西田和記の“Sea slug collection”

奄美以南の浅海砂底にはウミヒルモ類やアマモ類などの群落がみられるところがあります。そのような場所の中あるいは少し外れ等ににょきっと生えている more >>

2022.6.27

Vol.58 ヒカリウミウシの発光

薩摩ウミウシ博士・西田和記の“Sea slug collection”

ヒカリウミウシは日本のウミウシの中ではかなり早いうちに報告され、最初の生態学的な報告では不明種ながら和名には【アカヲニウミウシ】とつ more >>

2022.5.28

Vol.57 ブドウガイの楽園

薩摩ウミウシ博士・西田和記の“Sea slug collection”

春の花の開花の知らせが忙しなく飛び込んでくる時期になり、新芽の美しい緑とともに鹿児島でもごく短い春を味わえるようになりました。今は雨続きです more >>

2022.4.27

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