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どうぶつのくに どうぶつえんとすいぞくかん

Vol.14 ヤマトトクリウミグモ

2017.2.24

映画「エイリアン」のモデルになったという噂を聞いたことがあります。本当なのでしょうか。あれほど素早く動いていたら、私は発狂して海洋生物嫌になっていたでしょうね。
有り難いことに動きは遅く、動かないことから来館者の方からも「死んでいる」といわれることもあります。本当に気持ち悪い(褒め言葉で)生き物と思いますが、食べました。

まずは情報検索で食べることができるのか、食べるとどうなるのか等を調べますが、出て来ません。とりあえずは茹でます。茹で時間は分からないので、10分程度茹でて完成。

脚の部分を切り、中身を絞りだします。身は入っておらず茶色でペースト状のものが出てきたので試食。かなりの少量で味は分かりませんが、カニ味噌の風味はします。 次は胴体部を切りますが、中はスカスカで食べるものが無く、外殻を食べてみましたが、食べると口の中に残ります。

その後、嘔吐や意識不明にはならなかったので、無毒だったのでしょう。もしくは、運が良かっただけ。このような、謎が多い生き物は食べてはいけないですね。

著者プロフィール

三田 圭一 (さんだ・けいいち)

名古屋コミュニケーションアート専門学校 卒業後、竹島水族館 入社
入社年からグルメハンターとして試食開始。

担当:淡水生物、海水魚、深海生物、サンゴ、カブトガニ、クラゲ、の担当を経て、現在はアシカ(ショー含む)と両生類爬虫類、深海生物、ゲテモノ食をメイン担当。

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