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Vol.62 クボエビ

2021.5.25

深海性のイセエビの仲間でイセエビ科に入り、イセエビをそのまま小さくしたような姿の可愛くて、カッコイイ深海エビです。当館では、それほど珍しくも無く、毎年冬の深海時期には搬入されます。先ほど言った、珍しくないというのは、ここ竹島水族館での話で、他からすると珍しいんでしょうね。

毎年見るということから、なかなか食べる機会を逃していた、クボエビ。やっと機会を得ました。

とりあえずは、味付け無しの生でいただきます。

クボエビは成長すると20cmほどになるのですが、今回の個体は少し小ぶりの12~13cmくらい。

イセエビと同じように腰部分から切り離し、殻を外して身を取り出します。

見た目からして美味しそう。イセエビの仲間ということが前提にあるので、この時点で頭の中では既に美味しいということになっています。あくまで想像であり妄想です。実際に食べてみると、やはりイセエビと同じようにプリプリとした食感で透き通った身をしており瑞々しく、噛むと濃厚なエビの味がします。ただ、思ったほどではなく、ウチワエビの方が美味しかったという印象です。
そもそも、それほど大きくならない種類の生き物で、過食できるような十分な身量はないですね。

著者プロフィール

三田 圭一 (さんだ・けいいち)

名古屋コミュニケーションアート専門学校 卒業後、竹島水族館 入社
入社年からグルメハンターとして試食開始。

担当:淡水生物、海水魚、深海生物、サンゴ、カブトガニ、クラゲ、の担当を経て、現在はアシカ(ショー含む)と両生類爬虫類、深海生物、ゲテモノ食をメイン担当。

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