珍しいという種類ではないのですが、わりと通年展示をしています。アカトラギスという深海底生魚。

たけすいには深海トラギスの仲間は数種類が搬入されますが、なかなか状態良くの搬入は厳しく、いつも頑張ってケアして展示にこぎつけます。キレイだから個人的には好きです。
ずっとずっと食べる機会を逃していたのですが…いや、逃しているというよりも、毎年お目見えするので、余裕ぶっこいていたわけです。そんな余裕をぶっこき続けて十年以上が経ってしまいましたが、ようやく実食です。
素材の味を知るために生食が一番。

アカトラギスは、触った感じからして何となくわかるのですが皮がしっかりとしています。身もしっかりと詰まったような身でとても捌きやすく、キレイな白身。ニオイやクセが無く、きちんと上質な旨みがあります。食べるには申し分ない。

やはり食用としても、練り物や天ぷらなどに利用されているそうです。
美味しい魚って素晴らしい。