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Vol.37 ワニグチツノザメ

2019.1.31

漁師さんから「あまり見たことがない」という深海性のサメを頂き、調べるとワニグチツノザメでした。本種は、たけすいでも滅多に搬入されないため、出会う機会は、ほぼありません。生きていないのが残念。

このサメは、1986年に初めて蒲郡の深海底引き網漁船が捕獲したという、蒲郡に縁のある種類のサメです。その後、1990年に新種として登録をされました。

 

さて、本題の試食です。

調理法は、シンプルにフライパンで焼くだけ。内臓の処理をして、焼きます。

火が通り始めると皮が縮れていき、フライパンにくっ付きます。皮が剥がれすぎないように、身が崩れない様に慎重に数分間、焼きます。

完成後、最初は皮を食べますが、細かい鱗のせいなのでしょう、舌触りが良くない。

身は水分多いためか柔らかいのですが、ちゃんと旨味があり美味しい。

身の柔らかさなどは、以前、ご紹介したホソフジクジラと似ていますが、本種の方が美味しいです。

著者プロフィール

三田 圭一 (さんだ・けいいち)

名古屋コミュニケーションアート専門学校 卒業後、竹島水族館 入社
入社年からグルメハンターとして試食開始。

担当:淡水生物、海水魚、深海生物、サンゴ、カブトガニ、クラゲ、の担当を経て、現在はアシカ(ショー含む)と両生類爬虫類、深海生物、ゲテモノ食をメイン担当。

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