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Vol.16 ハダカカメガイ

2017.4.28

「さんちゃんの為に、知り合いから死んだクリオネをもらったから食べて」
「ちゃんと感想を教えてね」
これは、副館長からの突然のプレゼントでした。

事務所の冷蔵庫を開ければ、お椀に入ったクリオネ。

ハダカカメガイよりも一般的にはクリオネと呼んだ方が知られていますね。海の妖精と呼ばれ氷の下を泳いでいる貝の仲間です。

ハダカカメガイも食べる機会は無く、食べるよりも水族館などで泳いでいる姿をみて癒される存在なので、食べようとも思わない。

海の妖精を食べる時が来るとは思いませんでしたね。

とにかく小さい生き物なので、焼いたり茹でると消えてしまいそうなので、今回は禁じ手の貝類生食に挑戦です。食べた記録がない生き物、特に貝類は何があるのか分からないので本当に怖い。でも食べたけどね。

丸っとそのまま食べました。味、匂い共に普通の貝ですが、途中、何か硬い物を噛んだ感触と音がすると、苦みが食いっぱいに広がり緊張が走ります。たぶん内臓でしょうね。

毒が無いのか心配です。口内は痺れていないし、10分、20分経っても大丈夫。死に至るような毒は無いようでした。もしかすると、運が良かっただけかもしれない。皆さんにはオススメしません。

著者プロフィール

三田 圭一 (さんだ・けいいち)

名古屋コミュニケーションアート専門学校 卒業後、竹島水族館 入社
入社年からグルメハンターとして試食開始。

担当:淡水生物、海水魚、深海生物、サンゴ、カブトガニ、クラゲ、の担当を経て、現在はアシカ(ショー含む)と両生類爬虫類、深海生物、ゲテモノ食をメイン担当。

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