日本全国の動物園と水族館をつなぐ情報誌、「どうぶつのくに」「どうぶつえんとすいぞくかん」公式Webサイト

どうぶつのくに どうぶつえんとすいぞくかん

Vol.19 ちょっとツライ

2017.7.28

突然ですが、皆さん、グルメハンターは何でも“食べちゃう人”と思っていないですか?漁師さんから貰った生物、死んだ生物、水槽で飼育している生き物は何でも食べる。そう思っていませんか?思っていますよね?思っている方多いですよね?そうなんです。

今年もグルメハンターとして、いくつかのメディアに出させていただき、特に夏休み前、夏休みに向けて出演依頼があり、放送後は色々な方に声をかけていただくのですが、

「テレビ見ましたよ。何でも食べちゃうんですね。」
「何でも食べる人ですよね」
「何でも食べるグルメハンターですね。怖くないですか?」
「あなたが何でも食べる人ですか。」

だいたい、そう言われます。食べるのは間違っていないのですが、“何でも”食べるわけではないのです。

グルメハンターさんちゃんとは“味の知られていない、食用には向かない生き物で死んでしまっている、または、手の施しようのない生き物を食べて、その味と調理過程や出来事などをお客様に伝える(食育)人”

食べているものは、普通は食べない食用に向かない生き物を食べています。いわゆるゲテモノといわれるような見た目にも変わっている生き物などが多いのですが、どこからか“何でも食べる飼育員”という事が広まっているようですね。普通の方から見れば、何でも食べているような物ですが…。何でも食べるというのは声をかけられると、かならずと言っても良いほど出てくるキーワードです。そのたびに、「あ、いや、何でも食べるわけではなくて・・・」と、まずそこからの説明を始めることになるのです。面と向かって言われれば説明もできますが、少し離れたところでコソコソっと言われると・・・ちょっとつらい。訂正はしますけど、ちょっとツライ。

仕方ないですね。頑張ります。

ちょっとツライというお話でした。

写真は、グルメハンター必需品3点セットです。

著者プロフィール

三田 圭一 (さんだ・けいいち)

名古屋コミュニケーションアート専門学校 卒業後、竹島水族館 入社
入社年からグルメハンターとして試食開始。

担当:淡水生物、海水魚、深海生物、サンゴ、カブトガニ、クラゲ、の担当を経て、現在はアシカ(ショー含む)と両生類爬虫類、深海生物、ゲテモノ食をメイン担当。

カテゴリー

カテゴリー一覧

このカテゴリーの他の記事

ページTOPへ

Copyrights © 2010 Doubutu-no-kuni All Rights Reserved.
誌面、Webにおけるあらゆるコンテンツの無断複写・転載を禁じます。