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Vol.30 美味しい深海魚は?という質問が多い

2018.6.30

この季節になると、夏休みに向けて水族館特集としてテレビ等のメディア取材が増え、その中のいくつかは、昔では水族館でタブーとされてきた“食べる”という事に絡んだ内容もあり、そうなると自然とグルメハンターのところへ話が流れてきます。
この時、取材の方やデイレクターの方の質問でダントツ多いのは「美味しかった深海魚はなんですか?」ということ。

この質問はすごく悩みます。だいぶ悩みます。

「マズかった深海魚はなんですか」という質問はほとんど無いのです。

以前にも書きましたが、味だけで言えば美味しい深海魚・深海生物は多い。

当館で名物のタカアシガニ、蒲郡のスーパーでも売られているユメカサゴや蒲郡の名物メヒカリ、他にイズカサゴ、ハシキンメ、ミドリフサアンコウ、サギフエ、アカグツ、エビスダイ、ボウズカジカなど、美味しい種類は多い。

美味しい魚の名前をあげていると、お腹が減ります。

やはり、みなさんマズイものよりも、美味しいものを知りたいですよね。私もマズイ物よりも美味しいものが良い。自然と美味しいものを求めますよ。

先日、コラムでオオグソクムシの何のネタで書こうか悩み困っていた副館長と、

「美味しい深海魚って何が良いかね、エビスダイでは見た目普通だし、ユメカサゴもね…、通年展示もしていて見た目のヘンテコ具合を合わせるならサギフエかな、美味しいもんね、味と感想を言うなら何だろ、“赤身で、弾力があって、サッパリしているけど、ほどほどに脂がのっていて…”だよね。ふふふ、お腹減ったね。」

なんていう会話をしたところです。

やはり美味しいものが一番です。

著者プロフィール

三田 圭一 (さんだ・けいいち)

名古屋コミュニケーションアート専門学校 卒業後、竹島水族館 入社
入社年からグルメハンターとして試食開始。

担当:淡水生物、海水魚、深海生物、サンゴ、カブトガニ、クラゲ、の担当を経て、現在はアシカ(ショー含む)と両生類爬虫類、深海生物、ゲテモノ食をメイン担当。

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