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Vol.109 イッカクダコ

2026.3.24

 今回は深海ハイシーズンに竹島水族館で比較的見ることが多い深海性のタコ、イッカクダコをご紹介します。といっても全然情報が無いのでほとんど書くことがないので触れないようにしていたのですが、竹島水族館には深海性のタコも展示されるので避けては通れぬ道でした。
 名前にイッカクとあるので立派な角がありそうですが実際はありません!というのが一番わかりおもしろい情報です。要はあんまり特徴がなく、正直ぱっと見は小さいマダコと変わらない(イッカクダコはマダコ科のタコです)のでちゃんとよく見て調べなければ分かりません。タコは一般的にオスの交接腕が右第三腕になのですが、イッカクダコでは左第三腕となっているので、これが一番の特徴です。

 

 

 水族館で深海性のタコを見ることはなかなか難しく、生きたものを見る機会は少ないのですが、竹島水族館には何種類か毎年深海性のタコがやってきますので、興味がある人はっぜひ冬になったら見に来てください。深海性のタコはとてもキレイですよ。

著者プロフィール

戸舘 真人(とだて・まさと)

東海大学大学院水産学専攻博士課程前期 修了
学芸員
2010年 蒲郡市竹島水族館 勤務。
以降、海水魚、深海生物、カリフォルニアアシカなどの生物や広報、物販などの担当。
2015年 カピバラ、事務、経理も担当。

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