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Vol.79 ベニオキナエビス

2022.12.22

 今回ご紹介するのは以前ご紹介したテラマチオキナエビスの仲間で、ベニオキナエビスです。テラマチオキナエビスをご紹介するときにも書きましたが、俗にいう生きた化石でもあり、貝殻にスリットと言われる切れ込みがあるのが特徴です。テラマチオキナエビスも竹島水族館にはあまり入ってこない貝ですが、ベニオキナエビスについては少なくともボクが竹島水族館で働き始めてから初めて見ました。

 

 

 水深80~250mの海の底に住んでいる貝で、名前の通り赤みが強いのが特徴です。また、あまり聞きなれない言葉ですが螺塔が高いのも特徴です。螺塔については説明がしにくいので、インターネットで分かりやすく書いてあるので探してみてください。インターネットってとっても便利ですね。

 

 

 水槽の中では砂に潜ったりジッとしているのかと思っていたら、壁に張り付いたりとかなりアクティブなご様子です。大きくてキレイなので、あまり目立たない深海性の貝類のなかではかなり注目を浴びています。

著者プロフィール

戸館 真人(とだて・まさと)

東海大学大学院水産学専攻博士課程前期 修了
学芸員
2010年 蒲郡市竹島水族館 勤務。
以降、海水魚、深海生物、カリフォルニアアシカなどの生物や広報、物販などの担当。
2015年 カピバラ、事務、経理も担当。

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