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Vol.46 2020 エビ

2020.1.4

 新年明けましておめでとうございます。新たな年を迎えなにやらおめでたいので、縁起の良さそうなエビを紹介したいと思います。深海生物好きの方や、美味しいご飯を食べるのが趣味という方は名前をご存じかと思いますが、今回はアカザエビです。市場ではテナガエビと呼ばれることも多いこのエビは高級食材としても知られています。和食だけなくフランス料理やイタリア料理などでも使われている非常に人気の高いエビさんで、お刺身にしても焼いても非常に美味しいですが、和食よりも洋食の方が多く使う様です。ちなみに殻がかなり固いので食べる時はちょっと大変です。

 水深200~400mほどに棲んでおり、底曳網漁などで漁獲されることが多いのでハサミや脚が取れてしまう事もおおいのですが、竹島水族館には綺麗な状態のアカザエビがやって来ます。食べるのも美味しくて良いのですが、アカザという名前が付いている通り、植物のアカザの若葉のような綺麗な色合いがとてもキレイなので、水族館で見かけることがあったらぜひ一度じっくりと観察していただきたいです。ただ、水族館の深海生物の展示は赤い照明を使っている事が多い為、実際の色味がよく分からないことも多いのが残念なところです。そういう時はぜひタケスイに来てみてください。照明は暗めですが、色味はしっかりと分かるはずです。

 

著者プロフィール

戸館 真人(とだて・まさと)

東海大学大学院水産学専攻博士課程前期 修了
学芸員
2010年 蒲郡市竹島水族館 勤務。
以降、海水魚、深海生物、カリフォルニアアシカなどの生物や広報、物販などの担当。
2015年 カピバラ、事務、経理も担当。

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