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Vol.10 新年初詣→初売り→初ZOO

2013.1.10

新年あけましておめでとうございます。今年も良い年でありますように。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

 

さて、お正月はまず初詣に行って、神様に一年の無事をお祈りします。厳かな気持ちになります。今年もいいことがありますように。
翌日は初売りで、福袋を買って、物欲を満足させます。今年もいいものをゲットできました。ああ、幸せ。

 

 

それで、三日目になるとテレビも見飽きて、何かないかな?って思う頃になりますね。
そんな時おすすめなのが、「初ZOO」新年初の動物園行きです。

 

 

動物園によっては、福引があったり、干支動物グッズのプレゼントがあったり、楽しい解説があったり、特別な催しもあります。

 

 

今年は福岡市動物園に行ってきました。
結構、家族連れがいっぱいで、にぎわっています。

 

 

新しくできた「アジア熱帯複合施設」ではオランウータンとテナガザルが仲良くタワーのてっぺんの日あたりのいい場所でお昼寝中。のどかな午後ですね。
こんな午後は15mタワーや空中ロープ遊具は使わないようです。

 

 

室内にいるオラン君はのんびりしていて、なんかいい正月気分です。
施設の室内は、カワウソゾーンになっていて、ちょうど飼育員さんのえさやり解説があっていました。

 

 

円筒型水槽からこの時だけ窓をあけて、手渡しでキビナゴをカワウソに与えます。
「餌をやりたい子は、手を洗ってきてください」と飼育員さんは、手洗い済のきれいな手を確認してから、キビナゴの餌やりをさせてくれます。

 

 

カワウソは、ヒューイ、ヒュイと言って、とってもうれしそうです。
カワウソに手渡しで餌をやれたら、とっても幸せな気持ちになります。
カワウソと握手している子もいます。「猫の肉球と違うね」と言っています。

 

 

そんな、ちょっとしたきっかけが動物好きになるんですよ。見ていてニコニコしちゃいます。きっとこの子はカワウソのことは生涯忘れないでしょう。

 

 

ここの素晴らしいところは、流水手洗いを必須としているとこころです。アルコールスプレーや、ウェットテッシュではなく流水手洗いを徹底しているところに飼育員さんの衛生管理の高さを伺えてちょっと感動。

 

 

爬虫類舎では、ヘビは今年の主役で、みんな写メをとっていました。待ち受けヘビで幸せな歳になりますように。

 

 

オリックスもゴリラもみんなのんびりしていて、ホントにいいお正月でした。

 

 

皆さん、新年初ZOOは恒例の行事にしましょうね。
来年こそは是非ともお正月には動物園にいってくださいね。

 

著者プロフィール

高田 真理子 (たかた まりこ)
1957年5月4日 福岡市生まれ。筑紫女学園高校を卒業後、宮崎大学農学部獣医学科を1981年に卒業し、獣医師となる。
動物が大好きで小学生の頃から動物園の獣医さんを志して、1983年に念願の海の中道海浜公園・動物の森の獣医さんになった。
以降30年間にわたり動物たちの治療や衛生管理を行ってきた。その間、動物の世話や治療だけではなく、「動物をもっと好きになって、動物ってすごいよ、すてきだよ」と子ども達に『動物の森一日飼育員』『動物ふれあい教室』等のイベントを行なったり、機関誌『動物の森だより』を作ったり、動物相談に応じたり、動物の森ZOO ボランティア育成を行ったり動物に関する事の全般を行った。
2013年4月からは福岡県の大牟田市動物園で獣医師として新たな動物園ファン作りをしています。
九州沖縄ブロック動物園水族館獣医師臨床研究会(kozavg)代表。現在福岡市東区在住。
学芸員、社会教育主事、プロジェクトワイルドファシリテーター、公園運営管理士。

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