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Vol.12 福岡 トリアスふれあい動物園

2013.3.12

いよいよ春本番です。
福岡市の郊外にある大型ショッピングモールのトリアス久山が3月にリニューアルオープンしたので、行ってきました。

 

 

このショッピングモールには「トリアスふれあい動物園」という長崎バイオパークが経営している小動物園があります。

 

 

ここは、「ふれあい」と言っているだけに、大人も小人も300円で、思う存分、いっぱい、いっぱい動物たちとふれあえます。動物もなれたもので、嫌がったり、咬んだりはしないようです。
平日の昼間だったのですが、こどもを連れの家族みんなで楽しんでいて、子どもの笑顔はそばで見ていてもとっても楽しくなります。

 

 

カピバラさんはベンチで寝ていて自由にさわれますし、餌もあげられます。

 

 

地元福岡では、ここの「コバタンのサブちゃん」がテレビや新聞で有名です。
このサブちゃん、小枝をかじって、適当な大きさの爪楊枝を作って、口にさして遊びます。その様子が「オヤジの爪楊枝でシーハーする姿」に似ていると、テレビの珍百景に紹介され、その後地元では有名鳥になりました。この日もしっかりシーハーしている姿が見られました。
しかし、その情報もさらりと「コバタンのサブちゃんです」としか表示されていないので、知る人ぞ知る!!的な楽しみがあります。

 

 

アカクビワラビーもふれあえて、そのふんわりした毛を味わえます。

 

 

よくいるシバヤギも人が近寄ると木の板をステップで叩いたり、頭をふってみたりとっても個別アピール上手です。多分、餌を貰うために自分で開発したワザでしょう。

 

 

ミーアキャットもエリアを自由に走っています。

 

 

リスザルは金網トンネルがエリア内を一周していて、オリから自由に出て、外の空気を楽しんでいます。

 

 

フラミンゴも餌やりができ、くちばしで上手にペレットをつまんで食べます。

 

 

お天気もよかったので、その合間に翼を広げてオスとメスがディスプレイしていて、その自由さにちょっと驚きです。

 

 

カピバラとミニブタがいっしょにいて、並んでみると、カピバラが「水豚」と言われる理由がわかりますね。

 

 

ふと、チケット売り場の上をみると、そこにもルリコンゴウインコとヤギが・・・。

 

 

狭い場所を動物にストレスがないように工夫して、人も動物もふれあいを楽しんでいるのを実感できるステキな場所でした。

 

 

もちろん、動物とふれあう前後の手洗い場も完備していて安心です。

 

 

動物園では安全性と衛生面に気を配るあまりに、無難な「ふれあい」になりがちですが、一般客になってみると、動物好きにはやっぱり積極的なふれあいって、とっても魅力的で楽しい!!ですね。

 

著者プロフィール

高田 真理子 (たかた まりこ)
1957年5月4日 福岡市生まれ。筑紫女学園高校を卒業後、宮崎大学農学部獣医学科を1981年に卒業し、獣医師となる。
動物が大好きで小学生の頃から動物園の獣医さんを志して、1983年に念願の海の中道海浜公園・動物の森の獣医さんになった。
以降30年間にわたり動物たちの治療や衛生管理を行ってきた。その間、動物の世話や治療だけではなく、「動物をもっと好きになって、動物ってすごいよ、すてきだよ」と子ども達に『動物の森一日飼育員』『動物ふれあい教室』等のイベントを行なったり、機関誌『動物の森だより』を作ったり、動物相談に応じたり、動物の森ZOO ボランティア育成を行ったり動物に関する事の全般を行った。
2013年4月からは福岡県の大牟田市動物園で獣医師として新たな動物園ファン作りをしています。
九州沖縄ブロック動物園水族館獣医師臨床研究会(kozavg)代表。現在福岡市東区在住。
学芸員、社会教育主事、プロジェクトワイルドファシリテーター、公園運営管理士。

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