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Vol.29 ちびちゃんズ参上!

2016.9.21

今年はオオツノヒツジで、ジュタロウ、コハル、ラビィという3頭の赤ちゃんが誕生しました。
放飼場に初めて出た日を例に、それぞれの個性をお伝えしましょう。
ジュタロウ(オス)は、歴代2番目に大きく生まれた巨大児ですが、ちょっとおっちょこちょいです。

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写真のようにオスに角を軽く振られただけでピューッと逃げ出し、それを追いかけていったお母さんのザビコにも驚き、しばらくの間、追うザビコと逃げるジュタロウでグルグル走り回っていました。
コハル(メス)は、ほんわかと穏やかな雰囲気を持っています。
放飼場初日はただただ怖かったようでプルプルと震え、ほとんど同じ場所で動かずじっとしていました。
お母さんのチャグが心配していますね。

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ラビィ(メス)は、標準よりも小さく生まれました。
お母さんのエコは高齢で、ミルクの出を心配しましたが、どうやら問題ないようで一安心です。
ラビィは生後1週間で下痢になり、はらはらさせられましたが、無事に回復し、放飼場デビューの日を迎えることができました。
一番の心配の種だったラビィですが、陽気な性格で、初めての放飼場でも嬉しそうにピョンピョン跳ねまわっていました。
怖がることなく他の大人にもついて歩き、心配性なエコは気が気ではないようです。

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かわいい写真でお楽しみください。
↓ジュタロウとラビィです。

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↓コハルです。後ろのちびっこはラビィです。

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こんな小さな3頭が、それぞれ素敵な個性を持っている様子をぜひ皆様にも感じていただきたいと思っています。

著者プロフィール

原 久美子 (はら・くみこ)

1959年生まれ。東京都出身。日本女子大学(現)理学部の卒論で動物園にはまり、上智大学院理工学研究科修士課程修了。
1985年から野毛山動物園に勤務、主に鳥類の飼育に携わる。横浜市繁殖センター、市役所動物園管理部門を経て2012年から金沢動物園園長。

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