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どうぶつのくに どうぶつえんとすいぞくかん

Vol.8 そろそろシーズンです(ただの宣伝)

2016.9.28

 深海生物のハイシーズンは真冬ですが、深海底曳網漁の禁漁期は終わっていて漁師さん達はすでに漁を始めています。竹島水族館の深海生物は漁師さん達が狙っている魚種ではなく、混(こん)獲(かく)と呼ばれる網に混ざって入ってきた普段は食べないような生き物を貰っています。
 その中でもオオグソクムシは普通食べない(竹水は普通じゃなくてごめんなさいね)うえに一回で大量に入ってくることがよくある生き物なのですが、先日ついにそこそこの量がやって来ました。そこそこの量のオオグソクムシがやってくると何となく嬉しくなるのはごく一部の変人とボクくらいなもので、漁師さん的にはいらないし、普通の人が見たらなかなか気持ち悪い。いや、相当気持ち悪いかもしれない。しかも今回来た子達はちょっと大きい。ウゴウゴしたりワサワサしている。

 

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 最近竹水にやってくるお客さんの中にはオオグソクムシが見たくて来る人もかなり多く、見たいけどどこにいるか分からないというので案内すると、「これを見に来たのよ~」とか「やっぱり気持ち悪いわ」とか、「これ食べるのありえなくね?」とか色々な感想が聞けます。どうやらオオグソクムシの人気?も不動のものとなりつつあるようです。そんなオオグソクムシも普段はほとんど動かないのですが、お腹が空いている時にご飯をあげるとわりと活発に動きます。それがまた苦手な人にはかなり気持ち悪いそうですが、これからのシーズン、竹水では見かけることも多くなると思いますので皆さん期待したり覚悟したりしながら遊びに来て下さい。お待ちしております。

著者プロフィール

戸館 真人(とだて・まさと)

東海大学大学院水産学専攻博士課程前期 修了
学芸員
2010年 蒲郡市竹島水族館 勤務。
以降、海水魚、深海生物、カリフォルニアアシカなどの生物や広報、物販などの担当。
2015年 カピバラ、事務、経理も担当。

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