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どうぶつのくに どうぶつえんとすいぞくかん

Vol.9 シーズン入りました。

2016.11.6

 というわけで、深海生物のシーズンになってまいりました。皆さん大好き大量のオオグソクムシも滞りなくやって来ました。相変わらず朝一で確認すると苦笑いが出ます。
 そんな大量のオオグソクムシがやって来たら当然するのが卵チェック!!今年も卵を持っているコが来てるかな?というわけで確認してみましたが、とりあえず今年第一号の大量搬入では無し。そのかわり覆卵葉の発達しているコがちらほらと確認できました。
 以前覆卵葉が発達しているコは背中が汚れている場合が多いと書きましたが、別に覆卵葉が発達していなくても汚れているコもいるとも書きました。今回はその両方が確認できたので、実際の画像を見ていただきたいと思います。

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 この画像で分かりますかね。左にいるのが覆卵葉が発達していないコ。この子はオスです。メスもオスもある程度大きくなると脱皮をしなくなって汚れてくると言うとそういうわけでもなく、大きさもバラバラです。だとするとこれは交尾をした個体が脱皮をしなくなり汚れてくるのでしょうか。考えれば考えるほど謎が増えていくばかりですが、考えるのが楽しいんですよね。

著者プロフィール

戸館 真人(とだて・まさと)

東海大学大学院水産学専攻博士課程前期 修了
学芸員
2010年 蒲郡市竹島水族館 勤務。
以降、海水魚、深海生物、カリフォルニアアシカなどの生物や広報、物販などの担当。
2015年 カピバラ、事務、経理も担当。

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