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どうぶつのくに どうぶつえんとすいぞくかん

Vol.11 人気衰えず

2016.12.29

 2016年も残りわずかですが、今年もオオグソクムシの人気は衰えずお客さんに大好評です。オオグソクムシを見てみたいお客さんから「どこにいるの?」と聞かれることが一昨年あたりから急激に増え、案内すると「これが見たかったのよ~、うわぁ~キモチワルイ!」とか、さわりんぷーるで「うわぁ、ひっくり返さなければよかった」など、嬉しいのか嫌なのかよく分からない反応を見せる方も多いですが、概ね皆さん満足の様です。ただ、やはり顔つきはカッコイイ(自分基準)ので、そこに惹かれる方のほうが多いように感じます。

 

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 そのためか、ほかの生き物に比べグッズとして製品化される量がとても多いです。ヌイグルミ、キーホルダー、スリッパ、輪ゴム掛け、キーカバーなど等、なんでもかんでもオオグソクムシにすれば売れるんじゃないかという感じですが、これがまた実際売れるんですなぁ(基本的にダイオウグソクムシと一括りになりがちですが)。深海生物のグッズなんてマニアックな一部の人しか買わない商品なので、むしろ普通の人には「なんだこの変なの」とか言われます。そんな中でオオグソクムシ関連の商品は飛び抜けて売れます。その他にも深海生物のグッズで売れるものがあるのですが、それもすべてメンダコなどの一部生物です。これというのはオオグソクムシやその他の一部の生物は今では一般の人が深海生物や深海という環境に興味を持ってもらうためのきっかけとして、水族館以外のメディアの場でも活躍しているという事ではないかと思っています。
 この様に色んなところで大活躍なオオグソクムシに負けないように、来年も竹島水族館はスタッフ一同頑張りますので、皆様よろしくお願い致します。それではみなさん、良いお年を。

著者プロフィール

戸館 真人(とだて・まさと)

東海大学大学院水産学専攻博士課程前期 修了
学芸員
2010年 蒲郡市竹島水族館 勤務。
以降、海水魚、深海生物、カリフォルニアアシカなどの生物や広報、物販などの担当。
2015年 カピバラ、事務、経理も担当。

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