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Vol.13 オオグソクムシの遠い親戚2

2017.3.17

 前回メナガグソクムシの話をしましたが、竹島水族館には色々なグソクムシの仲間がやって来ます。それらは名前がよく分からないものばかりなのですが、竹島水族館では種類が判らなくても基本的に展示に出しているので、多くの人に見てもらうことが出来ます。

 

 

 つい最近も4種類ほどグソクムシの仲間がやってきているのですが、前回書いた通りグソクムシ科の生物は半寄生性の生活を送っているので、いっぱい血を吸ってお腹がパンパンになっているコもいてなかなか凄いビジュアルです。背中から見ても血の色が透けて見えます。

 

 

 また、やはり寄生生活を送るという事で、オオグソクムシ(スナホリムシ科)と脚を比べるとかなり形が違うことが分かります。比較すると体に対してかなり小さいように見えますが、魚にくっついたときにうっかり剥がれ落ちないように力はかなり強く、滑り止めの爪もしっかりしています。網くっついて取れなくなってちょっと困りました。

 

 

 実際にやってくるグソクムシの仲間を見ていると、よく似ているけどちょっとずつ違うので、このコたちを全て分類していくのはかなり骨が折れそうです。

著者プロフィール

戸館 真人(とだて・まさと)

東海大学大学院水産学専攻博士課程前期 修了
学芸員
2010年 蒲郡市竹島水族館 勤務。
以降、海水魚、深海生物、カリフォルニアアシカなどの生物や広報、物販などの担当。
2015年 カピバラ、事務、経理も担当。

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